青森、岩手など8府県13地域を指定棚田地域に 農水省ほか2021年4月16日
総務省、文科省、農水省、国交省、環境省は4月15日、棚田地域振興法の規定に基づき新たに指定棚田地域を指定した。
新たに指定されたのは8府県13地域。青森県、岩手県、福島県、福井県、京都府、岡山県、山口県、大分県で指定された。
指定棚田地域とは昭和25年2月1日時点の市町村の区域で、勾配が20分の1以上の棚田が1ヘクタール以上ある地域のなかから、都道府県の申請に基づき国が指定する。今回は第12回の指定で累計の指定棚田地域は38道府県642地域となった。指定棚田地域となると農水省事業の補助率のかさ上げなどの支援を受けることができる。
◎指定棚田地域の指定地域（令和3年4月15日公示）
・山形村（青森県 黒石市）大川原棚田
・宮守村（岩手県遠野市）旧宮守村棚田
・太田村（福島県二本松市）東和の布沢棚田
・山東村（福井県美浜町）菅浜棚田
・河守上村（京都府福知山市）毛原の棚田
・千歳村（京都府亀岡市）中棚田、北谷棚田、出雲棚田、小口棚田
・西粟倉村（岡山県西粟倉村）西粟倉棚田
・黒井村（山口県下関市）厚母郷の棚田、一ノ瀬の棚田、岡井手・小路の棚田、白滝の棚田
・豊西村（山口県下関市）室津下の棚田
・川棚村（山口県下関市）高野の棚田
・佐伯市（大分県佐伯市）大越棚田
・川原木村（大分県佐伯市）ニセノツル棚田、無田原棚田
・因尾村（大分県佐伯市）上津川棚田
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