2015年度の売上高2兆4000億円 住友化学が中期計画策定2013年2月18日
住友化学は2月12日、2013年度から3カ年の中期経営計画「Change and Innovation -for the next hundredth anniversary-」を発表した。
同社は2015年に開業100周年を迎えることから、今計画では次の100年に向けた「強固な経営基盤づくり」を目標としている。
重要経営課題としては、(1)強固な財務基盤の構築、(2)事業構造改善、(3)次世代事業の育成、(4)グローバル経営の深化、(5)コンプライアンスの徹底と安全・安定操業の維持、の5点を挙げている。
具体的には、(1)では12年度比で800億円の合理化による収益性の改善、投資を厳選することで15年度に有利子負債残高9000億円未満をめざす。(3)では、▽環境・エネルギー、▽ライフサイエンス、▽ICTの3分野に重点的に経営資源を投入する、としている。
経営目標は、15年度に売上高2兆4000億円(12年度予測に比べて約20%増)、営業利益1400億円(同115%増)、経常利益1500億円(同140%増)、純利益900億円(同900%増)に設定した。
同社は、本計画を着実に実行し、「社会とともに持続的に発展していくグローバル総合化学企業の実現をめざす」としている。
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