欧州・北米で農業関連事業が好調 BASF2013年5月14日
BASF(本社、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は4月26日、2013年第1四半期業績を発表した。
売上高は前年同期に比べて5%増の197億ユーロ、特別項目控除前EBIT(営業利益)は同10%増の22億ユーロだった。
売上高が伸びたのは、農業関連製品部門と石油・ガス部門の売上が伸びたのが要因。農業関連製品は南米、アフリカ、中東では減収だったが、欧州、北米で販売量の急増と販売価格の上昇があり、大幅な増益となった。
同社のクルト・ボック取締役会長は「2013年は好調なスタートを切った。特に農業関連製品事業が、昨年に引き続き大きな成功を収めた」とコメントしている。
(関連記事)
・BASFがアジアの組織改変 中国市場に注力(2013.03.21)
・売上高、利益ともに過去最高 BASF2012年業績(2013.03.07)
・「化学の力で持続可能な未来をつくる」BASF (2013.02.28)
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