ゴルフ場芝生用殺菌剤「セルカディス」 BASF2013年11月11日
BASFジャパン(株)は、来年1月にゴルフ場管理向け芝生用殺菌剤「セルカディスフロアブル」を発売する。
「セルカディス フロアブル」は、BASFが新規開発した「フルキサピロキサド」(原体製品名:ゼミウム)を有効成分とする芝生用殺菌剤だ。
ゼミウムを含有する製品は2012年にヨーロッパで発売されて以来、世界各国で販売数を伸ばしているが、「セルカディス フロアブル」はこの有効成分を含有する日本で初めて販売される製剤で、BASFジャパンは今後この有効成分を含有する製品を積極的に展開していくとしている。
「セルカディス フロアブル」の有効成分である「フルキサピロキサド」はさまざまな病害に高い効果を示すが、特に具体的には、根部、葉面からの浸透移行性(根や葉からの吸収後、植物体内で移行する性質に優れ、安定した効果を発揮することから、日本芝のラージパッチ(夏芝に発生する葉腐病)に優れた効果と残効が期待できるという。
さらに「セルカディス フロアブル」は、ラージパッチだけではなく、冬芝に発生する葉腐病であるブラウンパッチ、カーブラリア葉枯病、フェアリーリング病、雪腐小粒菌核病といった幅広い病害スペクトルを持っている。
BASFジャパンは、この「セルカディス フロアブル」の発売により、「ゴルフ場管理向け製品ラインナップが充実し、日本のゴルフ場管理に、より総合的な貢献ができると確信している」という。
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