【決算】海外で除草剤が好調 住友化学2014年5月16日
住友化学(株)は5月12日、平成26年3月期の決算短信を発表した。世界経済の回復基調や、円安などを背景に、増収増益となった。
売上高は前期比2913億円(14.9%)増の2兆2438億円、営業利益は同558億円(124%)増の1008億円、経常利益は同609億円(121.1%)増の1111億円、当期純利益は同881億円増の370億円だった(前期は511億円の損失)。
事業部門別では、合成繊維などの基礎化学品が減益となったことを除けば、すべての部門で増収増益を達成した。
健康・農業関連事業は、売上高が同644億円(24.5%)増の3270億円、営業利益が同119億円(45.3%)増の382億円だった。農薬は海外で生産能力の増強・拡販が奏功し、除草剤を中心に出荷が増えた。また、飼料添加物のメチオニンは市況が軟化した一方で出荷が増えた。
同社は今後の経済動向は国内外ともに回復基調が持続すると見込んでおり、次期の業績見通しは売上高2兆3200億円、営業利益1050億円、経常利益1200億円、当期純利益450億円と、増収増益を見込んでいる。
(関連記事)
・経団連とJAグループ 連携強化プラン発表(2014.05.14)
・【人事速報】住友化学 米倉会長・CEOが退任(2014.05.13)
・アジア地域のマラリア防除を支援 住友化学(2014.05.07)
・ガーデニングでキャンペーン 住友化学園芸(2014.04.10)
・アフリカ農村に蚊帳33万張り 住友化学(2014.04.07)
重要な記事
最新の記事
-
石破首相退陣に思う JAトップと野党議員が語る農政の課題2025年9月11日
-
米の収量で作況に代わる新指標 5年中3年平均値対比 農水省2025年9月11日
-
納豆汁、鯨汁、菊の花のお浸し-山形内陸の食-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第355回2025年9月11日
-
見かけは盛んな花の研究ですが...【花づくりの現場から 宇田明】第68回2025年9月11日
-
水稲の斑点米カメムシ類 1道2府32県で注意報 病害虫発生予報第7号 農水省2025年9月11日
-
「JA島原雲仙フェア」 みのりカフェ長崎駅店で11日から開催 JA全農2025年9月11日
-
身近な交通事故を可視化した「交通安全MAP」を公開 特設サイトも開設 JA共済連2025年9月11日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第113回2025年9月11日
-
自然再生をめざす金融アライアンス 新たな指針と技術集を公開 10月9日にシンポジウム 農林中金2025年9月11日
-
【組織改定・人事異動】デンカ(9月10日、10月1日付)2025年9月11日
-
三重県いなべ市の塩崎圃場が有機JAS「有機農産物」認証取得 KIMOTOファーム2025年9月11日
-
国内ポリオレフィン事業の競争力強化へ基本合意 三井化学、出光興産、住友化学2025年9月11日
-
ぶどうのまちで楽しむ収穫の秋「第33回 巨峰の王国まつり」開催 長野県東御市2025年9月11日
-
「初めて聞く農業者向け 農福連携セミナー」オンラインで開催 日本農福連携協会2025年9月11日
-
「AIエージェント×AI/DXフォーラム~農業」25日に開催 AIデータ社2025年9月11日
-
発売5年目の『無限シリーズ』リニューアル ひと口サイズも発売 亀田製菓2025年9月11日
-
農業プロジェクト『UTSUNOMIYA BASE』主催夏祭りイベント 宇都宮で開催2025年9月11日
-
熱中症対策をサポート「涼しい時間帯」に特化した農機具レンタルプラン開始 唐沢農機2025年9月11日
-
相鉄ブランド野菜「そうてつとれたて便」販売開始「貨客混載」輸送も実施2025年9月11日
-
新潟県津南町でカーボンクレジット地産地消モデルを実現 フェイガー2025年9月11日