芝用殺菌剤「オブテイン フロアブル」バイエル2014年7月29日
バイエル クロップサイエンスは、日本芝の葉腐病(ラージパット)に長い残効性を示す芝用殺菌剤「オブテイン フロアブル」を8月4日から販売開始する。
この剤は、日本芝でもっとも被害の大きい病害である葉腐病(ラージパッチ)に対して長い残効性を示し、初期の葉腐病に対しても高いパッチ伸展阻止効果を発揮。また、日本芝の主要病害である、疑似葉腐病(春はげ症、象の足跡)やダラースポット病、フェアリーリング病にも高い防除効果を示す。
有効成分のペンフルフェンは、葉腐病を発生させるリゾクトニア菌の菌糸伸長、菌核発芽、菌核形成などを阻害する作用性を有しており、低薬量でも優れた控除効果がある。
さらに、この剤の散布適期は秋期なので、春期に発生する葉腐病防除剤の「セレンターフ顆粒水和剤」と春期・秋期にローテーション使用したり、日本芝立枯病(ゾイシアデクライン)など、葉腐病以外の病害にも効果がある「クルセイダー フロアブル」などと組合せて使用することで、より確実な防除ができると、同社は積極的に推進する考えだ。
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