小学校で出前授業 科学の楽しさ伝える バイエル2014年6月30日
バイエルは6月27日、熊本私立慶徳小学校で同社社員が講師として出前授業を行う理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」を行った。
この授業は、子どもたちに科学への興味と理解を深めてもらおうと、同社が世界各地で実施している教育プログラム。日本では2003年から毎年全国各地の小学校で実施している。14年に実施する3校を含めて、これまで32都道府県計42校で実施した。
熊本県では初めての実施となった今回は、慶徳小学校の5、6年生37人を対象に、「ポン菓子作りでわかる! 空気と水の不思議」をテーマで行った。同社の片村広一(住化バイエルウレタン(株)ポリウレタン事業本部)が講師となり、風船を使って空気の重さを実感する実験や、圧力の変化により、マシュマロの大きさが変化する様子を観察するなど、圧力と温度によって状態が変わる空気と水の不思議な性質を学んだ。そのほか、熊本県産の米「森のくまさん」を使い、この特性を利用してできるポン菓子づくりを体験した。
参加した児童らは「空き缶つぶしの実験で、不思議なものが身の回りにあることを発見し、びっくりした」など、実験を楽しんだ。
14年は宮崎県宮崎市立大久保小学校で26日に実施したほか、7月2日には岩手県八幡平市立寄木小学校でこの実験教室を実施する。
(写真)
空き缶つぶしの実験(左)、ポン菓子作り体験
(関連記事)
・新殺菌成分の水稲用箱処理剤「エバーゴル」(2014.05.30)
・【人事速報】バイエル(5月1日付)(2014.04.24)
・芝用殺菌剤「インターフェース」 バイエル(2014.04.16)
・バイエル、大豆用殺菌剤を住商アグロへ売却(2014.04.11)
・世界に誇る「4年輪作体系」 北海道農業の実力(2014.03.19)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日