主婦向け農薬ゼミ 身近な疑問に答える 農薬工業会2016年2月25日
農薬工業会(九州支部)は2月13日、福岡県で「お母さん、知って安心、家族も安心 やさしい農薬ゼミ」を開いた。主婦を対象に告知を行い、当日は約250人が参加した。
東京大学大学院浅見忠男教授による「農薬とは何か」、(一財)残留農薬研究所 青山博昭理事の「農薬の安全性について」の講演のほか、福岡県宗像市で水稲や麦などを栽培する生産者の松井徳一郎さんも登場し、現場の声を届けた。
ゼミでは、農薬を使用しない場合の弊害として収穫量の低下を挙げたり、農薬の安全性を確保するため27種類の試験を行っていることを伝えたりした。
「リンゴの表面のつややかな部分は農薬ではなく、果実が劣化しないため自然に分泌している物質だ」など、身近な疑問に答えるゼミとなった。
農薬工業会では、今後も食の安全や農薬に対する正しい知識を広めるため、全国で「農薬ゼミ」を開いていくとしている。
(関連記事)
・主婦向け やさしい「農薬ゼミ」 福岡で開催 農薬工業会 (16.01.12)
・「JCPA VISION 2025」へ意気込み 農薬工業会 (16.01.06)
・農薬出荷量4.6%ダウン 平成27農薬年度出荷実績 (15.12.17)
・農薬出荷量▲4.6% 9月の農薬出荷量 (15.11.17)
・農薬出荷量4.5%減少 27農薬年度8月末出荷実績 (15.10.19)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日
-
参議院選挙に行ってとんかつ割引「選挙割り」実施 平田牧場2025年7月4日
-
作物と微生物の多様な共生が拓く農業の未来 意見論文が米国植物科学誌に掲載 国際農研2025年7月4日
-
国産率100%肥料の商品を販売開始 グリーンコープ共同体2025年7月4日