農薬出荷量1.3%アップ 2018年農薬年度出荷実績2018年12月19日
農薬工業会は12月18日、2018農薬年度の出荷実績の確定値を公表した。
出荷量は18万7038t.klで、前年度より1.3%、2464t.kl増加した。また出荷金額は、3373億2000万円で、同0.1%、3億5900万円増加した。
使用分野にみると、水稲が、数量で前年度より1934t.kl(▲3.7%)減の5万5937t.kl、金額で同8億400万円(▲0.7%)減の1159億3600万円。果樹が数量は80t.kl(▲0.4%)減の1万8559t.kl、金額は6億200万円(▲0.2%)減の478億7000万円。野菜・畑作の数量は884t.kl(1.1%)増の7万8206t.kl、金額が17億8500万円(▲1.4%)減の1219億8700万円となっている。また、非農耕地・林野・芝・ゴルフ場・家庭園芸の「その他」は数量が前年度より14.5%伸びて2万9585t.kl、金額も同8.9%増の426億3100万円となった。
また剤別にみると、殺虫剤は数量が0.6%増の6万462t.kl、金額は▲1.6%の963億400万円。殺菌剤の数量は0.1%増の3万7933t.kl、金額は▲1.4%の744億3000万円。殺虫殺菌剤は、数量が▲5.5%の1万7519t.kl、金額が▲1.7%の349億8500万円。除草剤は数量が5.2%増の6万6371t.kl、金額は2.9%増の1227億300万円となっている。
使用分野別剤別でみると水稲殺虫剤の数量が前年比▲4.8%、金額では0.2%減少していた。また、数量でも金額でも大きなウェイトを占めている水稲除草剤は数量で▲2.2%、金額で▲0.6%と前年よりも減少していた。
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