三重農協食品とエーコープ近畿が合併2013年12月9日
近畿地区の国産農畜産物販売強化へ
三重農協食品(株)(三重県松阪市、荒川久司代表取締役社長)と(株)エーコープ近畿(大阪府高槻市、島秀和代表取締役社長)は平成26年4月1日付で合併する。12月5日、合併契約調印式を行った。
三重農協食品は三重県内でAコープなど9店舗、エーコープ近畿は大阪、兵庫、奈良、和歌山でAコープやミートショップなど29店舗をそれぞれ経営している。
両社の合併は、Aコープ店舗事業の経営規模拡大と経営基盤強化をはかるもの。合併に際して、「国産農畜産物の販売力強化に向け、地元産、府県内産、国内産を優先する商品政策のもと、安全安心美味な国産農畜産物の販売拠点として、生産者と消費者を安心で結ぶ『懸け橋』機能を強化し、Aコープ店舗の健全経営を実施していく」とコメントしている。
新会社はエーコープ近畿が存続会社となり、所在地はエーコープ近畿の本社で変わらず。平成26年度の売上高は300億円をめざす。
(写真)
調印式で握手する4人。(左から)鈴木盛夫・JA全農常務理事、島秀和・エーコープ近畿社長、荒川久司・三重農協食品社長、山本雅也・JA全農みえ県本部長
【新会社概要】
○社名:株式会社エーコープ近畿
○所在地:大阪府高槻市番田1-51-1(現・エーコープ近畿本社)
○販売エリア:1府4県(三重、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
○資本金:3億2000万円
○社員数:1237人(26年度)
○店舗数:38店舗
○売上高:約300億円(26年度計画)
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