売上5カ月連続で前年割れ 外食産業の10月度2014年11月26日
(一社)日本フードサービス協会は、26年10月度の「外食産業市場動向調査」をまとめた。
10月は前半に2つの台風が上陸したこともあって休日の客足に影響、客数が前年同月比95.8%にとどまり、全体の売上げ高も同98.8%と5カ月連続の前年割れとなった。
【ファーストフード】
全体の売上高は95.9%と5カ月連続で前年を下回った。なかでも洋風の売上げは86.3%と大きく前年を下回っている。和風はセットメニューや販促キャンペーンなどで客単価が上がり、売上げは105.7%と前年を上回っている。麺類もメディアへの露出効果などで客数が増加し、売上げは109.1%と大きく前年を上回っている。
一方、持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数・客数が減少して売上げは96.2%となっている。
【ファミリーレストラン】
客数は台風の影響で落ちたが、堅実な客単価に支えられ売上げは102.9%と前年を上回った。
【パブ・居酒屋】
居酒屋の店舗数減少で客数が98.2%となり、全体の売上げは97.8%となった。
【ディナーレストラン】
天候が悪く客足が鈍ったが客単価が堅調で売上げは100.4%と前年並みを確保した。
(関連記事)
・米の需要、中食・外食で40万トン減 流通業界、深刻なダメージ(米穀新聞記者・熊野孝文氏)(2013.09.20)
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