小松菜料理食べ歩き 船橋市で後継者と商店街2016年5月23日
千葉県船橋市の農家の後継者と市内の飲食店、それに市が連携して、5月25日から1週間、「小松菜」の食べ歩きイベント「こまつなう2016」を行う。野菜単品をテーマとした生産者と飲食店のコラボは今回で5回目。船橋市のイベントとしてすっかり定着した。
5月27日(こまつな)は船橋市の提案による"小松菜の日"。都市化の進んだ船橋市だが、小さい面積で回転の早い小松菜の栽培に適している。イベントを主催するのは20代後半から40歳までの若手生産者9人の「チームうぐいす」。勉強会のほか小松菜のPR、食育活動などを積極的に行っている。
船橋市も都市農業の主要作目として奨励し、市の農業センターでは10社ほどのメーカーを集め、小松菜品種検討会を開くなど、積極的に支援。今では東京の大田市場で船橋産の小松菜は一番の高値がついている。市内の飲食店もこれを支援。市内の居酒屋、中華、焼き肉、カフェなど約70店舗がイベントに参加し、小松菜の料理を提供する。
イベントに先立ち報道陣にPRした試食会ではラーメンや焼きそば、パスタ、お好み焼き、ムース仕立てなどの発表があり、料理の名脇役小松菜をPRした。
こまつなう実行委員長の三須義之さん(36)は「身近にある農業を知ってもらい、飲食店と農家の連携で、農業と町の活性化につなげたい」と期待する。
(写真)小松菜を使った料理をアピール(20日、船橋市西部公民館で)
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