観光農園の果物などサービスサイトで販売し支援ー産経新聞社2020年6月12日
(株)産経新聞社は、コロナ禍で団体客の来訪が期待できなくなった各地の観光農園を応援するため、人気商品や特産品を、同社グループのサービスサイト「産経iD」で販売している。
御坂農園の桃
群馬県沼田市の原田農園は、収穫したりんごを雪の中で春まで寝かせ糖度を増やす「雪ん子りんご」で知られる。また、りんごのほかいちご、桃、ぶどうなど、通年で味覚狩りが楽しめる。しかし、現状はバスの団体客来訪減で厳しさが増し、マイカーで訪れる観光客の受け入れ強化のため準備を整えている。
産経iDで提供するのは、りんごを使ったお菓子「はらだのくーへん」「林檎じゅーす」「セミドライアップル」のセット。松(税込6990円)と梅(同2990円)の2種類を用意した。別途、送料が1000~2000円かかる。
山梨県笛吹市の御坂農園は甲府盆地の東に立地。桃とぶどうの収穫量が日本トップクラスで、「日本一桃源郷」を宣言している。同農園では桃を20種、ぶどうを10種栽培している。
同園は農園事業のほか周辺の観光客向けに食堂も経営。今春は厳しい状態が続いたが、桃とぶどうは例年並みの作付けを行っており、6月下旬から8月20日頃まで収穫の時期を迎える。同園ではできのよいものを選び、採りたてを提供したいとしている。
産経iDでは、白鳳系または白桃系の桃約1.5kg(5~6個)を3980円(税・送料込み)で販売。北海道と沖縄、離島は送料1000円が必要。
山梨県南アルプス市のマルイワ農園は県西部に位置。同市は国内第2位の高峰・北岳(標高3193m)を擁し、市全域が南アルプスユネスコエコパークに登録されている。
同市内で栽培が盛んなのがさくらんぼと桃。市内6農家から高砂または佐藤錦のさくらんぼを提供する。
高砂は果肉が乳白色で果汁も多く、甘さと適当な酸味があり上品な味。県を代表する品種。さくらんぼの王様といわれる佐藤錦も、果肉が柔らかくジューシーで糖度が高い。サイズと税込み価格は、800gが3980円、1kg(L)が5980円、1kg(LL)が8000円。送料は850~1600円。
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