里山と都市の関わりを考えるオンライン講座開講 丸の内朝大学2020年10月6日
早朝7時台に開講する市民大学「丸の内朝大学」では、千葉県の里山からニューノーマル時代を学び、創るオンライン講座「ふらっと里山創発クラス」を10月8日から開講する。
クラス名の"ふらっと里山"は、大都市近郊の千葉県の里山が都市から気軽にアクセスでき、関わりやすい場所であることから来たネーミング。
「ふらっと里山創発クラス」は、「養蜂」や「オーガニック・有機」を切り口に、里山での持続可能な取り組みを学び、里山と都市の新しい関わり方や、里山と都市をつなぐ新しいビジネスを考える機会を設ける。自然や動植物が共存する里山に「これからの豊かさ」を考えるヒントを求め、千葉県・市原市の里山、"ふらっと里山"を舞台に、オンラインを活用し、里山と都市が共存できるビジネスをグループでアイデアソンし発表する。
メインの講師は、(株)ONE DROP FARM代表の豊増洋右氏。国内大手経営コンサルティングファームで農業界や食品業界の経営改善業務に従事した経験を持ち、現在は千葉県市原市で養蜂による里山再生事業に挑戦する同氏からは、生産方法だけにとらわれないオーガニックや有機が表す社会のあり方や、有機農業経営の課題を学ぶ。また、事前に送る蜂蜜6種の食べ比べでは、季節や土地によって異なる味わいや香りの違いの体感を通じ、里山が生み出す自然の恵みへの理解を深める。
新型コロナウイルスの影響で、新しい働き方や暮らし方が求められ、家で過ごす時間を活用し、散歩やジョギング、ベランダで家庭菜園を始める人も増えている。同講座では、身近な自然に触れるビジネスパーソンが、里山を守り続ける人から里山の豊かさや知恵を学び、その里山が都市から気楽に立寄れることは、都市に住み続けながら里山の豊かさを享受できる方法の一つと考え、里山の豊かを享受するだけでなく、その豊かさを守り続けていくため、移住や定住以外にも、都市のビジネスパーソンにできることを探る。これまでの知識や経験、柔軟な発想を活かし、里山と都市をつなぐ新しいビジネスを創発することで、里山と都市の新しい可能性を見出し、里山と都市の関係性を改めて考える。
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