国産在来種の栽培呼びかける「和綿の種 ひろがるプロジェクト」開始2021年2月4日
純オーガニックコットン製品のブランド「メイド・イン・アース」を手がける(株)チーム・オースリーは2月5日、和綿の栽培を呼びかける「和綿の種 ひろがるプロジェクト HOME GROWN」を開始する。
同プロジェクトでは、コロナ禍で、人との新たなつながりが減る中、家庭や学校の花壇、農家の畑、街の花壇、プランターなどで和綿を栽培。絶えつつある貴重な国産在来種の種を守り、次世代へと繋げながら、コットン栽培からTシャツづくりなど自給自足と地産地消を体感する。
メイド・イン・アースが、同プロジェクトを立ち上げたきっかけは、約20年前に、和綿の種を守ってきた鴨川和棉農園の田畑健氏との出会い。かつては日本でも、盛んだった綿花栽培が明治を境に激減し、今では絶えつつあるという現状知り、和綿の種を守ってゆく活動の大切さを知った。
プロジェクトでは、横浜に畑を借り、和綿を栽培。収穫した綿を使って、学校で出張授業を行ったり、家庭や学校、店、農家など個人から団体まで多くの人にワタ栽培をしもらおうと種を広めてきた。種を蒔き、育て、収穫し、また種を翌年に蒔くという循環を広めることで、多くの人々とともに和綿栽培を次世代へつなぐことをめざしている。
プロジェクトへの参加にあたっては、「和綿に興味を感じている人」「和綿の種の栽培をおこなう(外国産の種は不可」「無農薬、有機栽培方法でおこなう」ことが条件。環境的に栽培はできなが、応援したい人の参加も可。プロジェクトへの参加は、和綿プロジェクトのページから申し込む。
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