屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」横浜市で3拠点目を開設2021年4月21日
(株)スタートラインは6月1日、屋内農園型障がい者雇用支援サービス IBUKIの15拠点目となる「IBUKI YOKOHAMA FARM 3」を神奈川県横浜市に開設する。

IBUKIは、障がい者の自立を目的に、障がい者と企業の不安や負担を軽減し、安心して就業、雇用できる仕組みを提供するサービス。天候の影響を受けにくく、設備・環境を整えやすい屋内型農園を活用し、「対人関係が苦手」「体温調節が難しい」など様々な理由で働くことに困難を感じる障がい者に、それぞれの障がい状況に合わせた働き方を提供している。
また、「どのように雇用していいか分からない」「雇用できる設備が整っていない」など、障がい者雇用に課題を抱える企業へ、新たな雇用形態の選択肢の一つとして提案し、雇用を促進。障がい者と企業双方の課題解決を図っている。
農園では、ハーブなどの植物を栽培し、ハーブティーやアクセサリー、ハーバリウム等、サービス利用企業のニーズに合わせて加工。店舗や社内での提供や、販売からノベルティとして、子ども食堂などへの寄付まで活用方法は様々。障がい者、企業双方にとっての利を追求した支援を行うことで、障がい者が活躍できる環境づくりにも取り組んでいる。
新たに開設する、「IBUKI YOKOHAMA FARM 3」は、横浜市の第3の拠点。IBUKIは2017年8月に国内初の屋内農園型障がい者雇用支援サービスとして横浜市にオープン以来、都心からのアクセスのよさから、規模拡大の要望を多数受け新規開設が決定。近隣の福祉施設等の支援機関とも連携し、自立へのステップアップを目指す障がい者の採用に力を入れている。
日本の障がい者約1000万人の内、実際に雇用されているのは約60万人。民間企業の障がい者法定雇用率達成企業の割合は48.6%、精神障がい者の定着率は1年で50%を切る状況で、労働現場で障がい者に対する理解が浸透しているとは言い難い。同社は、これまで関東を中心に130社を超える企業が利用し、700人以上の障がい者の新たな雇用を創出しており、2022年3月までに計1000人の雇用を計画している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































