「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」で『東京都知事賞』を受賞 パルライン2022年11月4日
東京都による「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」の表彰式が11月1日、東京都新宿区のハイアットリージェンシー東京で開催。パルシステムグループの物流専門会社のパルラインが東京都知事賞を授与され、人事部門だけでない、職員一丸となった社会的包摂就労が高い評価を受けた。
「障害者雇用エクセレントカンパニー賞東京都知事賞」を贈る小池都知事(左)とパルラインの太田社長
表彰式には小池百合子都知事が出席し、パルラインの太田賜嗣夫社長へ表彰状を授与。小池知事は「障がい者の能力開発のため、現場で着実に取り組んできた先進的企業の事例を広く発信し、誰もが自ら持てる力を発揮するダイバーシティ東京を進化させたい」と話した。
東京都は、障がい者が職場でいきいきと活躍できる環境整備を進め、その一環として特色ある優れた事例を表彰。パルラインは、社会的包摂の考えに基づく職場全体による雇用定着の支援と理解浸透の体制構築が評価され、都知事賞の受賞となった。
障がい者への理解を示す腕章を付ける職員
パルラインは2020年から、障がい者雇用マニュアルを作成して全社員に配付。外部講師による研修を実施するなど「わからない」ことから生まれる不安の解消に努めてきた。そのなかで職場適応援助者の配置を進めており、専門の研修を修了した「ジョブコーチ」と呼ばれる10人が雇用定着をサポート。2022年度内には12の全事業所に資格取得者の配置を予定している。
さらに、社内資格である「ジョブサポーター」の取得者は現在130人で、11月中には新たに60人が取得を予定。「障がい者への理解がある」との意思表示を込めた腕章を身に着け、障がい者が安心して働けるよう職場内で支えている。3500人以上が働く会社全体で支援する体制のもと、現在は商品やカタログのセットセンターなどで67人の障がい者が活躍している。
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