能登半島地震で配達職員を派遣「コープいしかわ」宅配支援 パルシステム神奈川2024年2月5日
生活協同組合パルシステム神奈川は1月29日、能登半島地震の支援として生活協同組合コープいしかわへ、職員の派遣を開始。生活インフラである生協宅配の1日も早い安定的再開をめざし、日本生活協同組合連合会の呼びかけに応え、全国の生協とともに宅配事業を支援する。
横浜南センターでの壮行会
コープいしかわは現在、被害の大きい能登エリア(輪島市・珠洲市・穴水町・能登町)での宅配事業の再開をめざし、利用者の安否確認や道路状況の安全確認などを行っている。配達可能エリアの業務ひっ迫を避けるため、日本生協連は全国の生協へ応援職員の派遣を呼びかけている。
パルシステムグループでは18人が派遣要請に応じ、パルシステム神奈川からは、第1陣として配達担当職員2人の派遣が決まった。職員は1週間、配達するコープいしかわのトラックに同乗し、利用者への被災状況聞き取りや道路崩壊によるルートを変更などもあるなか、業務を支援。自らも被災しながら利用者のくらしを支える職員に寄り添う。
相模センターでの壮行会
派遣に先立ち、パルシステム神奈川では横浜南と相模の両配送センターで壮行会を開催。同会の網野拓男専務理事はコープいしかわの状況を説明し、「自身の安全を確保しながら活動し、1週間後、元気な姿で戻ることを一同心待ちにしています」と激励した。また、支援に向かう職員は「発災後1か月を経てなお困難な状況の人が多くいると聞いている。1人でできることは少ないかもしれませんが精いっぱい頑張ります」「不安もありますが少しでも役に立ちたい。パルシステム神奈川を代表して支援してきます」と抱負を語った。
日本生協連は現在、支援継続のため4月までの派遣体制を組んでおり、パルシステム神奈川も引き続き、職員の派遣を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日