全車両EV化へ 新たに223台を導入 グリーンコープ共同体2024年5月14日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体は、配送や営業に用いる車両として、2024年度末までに新たに223台のEVを追加導入することを決めた。
事業から排出される温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を2027年に達成する目標を掲げるグリーンコープは、配送用トラック900台、営業用車両400台の合わせて1300台の車両すべてを2027年までにEVとする計画。現在、グリーンコープの事業から排出する温室効果ガスの総量は約1万3000トンで、このうち配送用トラックからは約3分の1に相当する4300トンを排出していることが明らかとなっている。
グリーンコープはすでにEVの配送用トラックとして、2022年度に48台、2023年度には73台を導入。今回の計画で2024年度に新たに141台を導入すれば、2024年度末には全トラックの約3割がEVに切り替わることになる。
導入される車両の「日野デュトロZEV」は、最大積載量1トンで、5時間の通常充電で100キロメートル以上の航続が可能。荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40センチメートルであるため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできる。また、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」により、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を軽減する。
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