2024年1~3月期 豆乳類の生産量 前年比99.1%で回復基調 日本豆乳協会2024年5月23日
日本豆乳協会は5月8日、2024年1~3月期における豆乳市場の動向について検証。豆乳類全体の生産量は9万224klの前年同期比99.1%で回復基調を示した。

豆乳類を分類別に見ると、「豆乳(無調整)」の生産量は2万9764kl(102.2%)と引き続き増加傾向にある。「調製豆乳」は、4万3975kl(99.6%)とほぼ前年同様。「果汁入り豆乳飲料」は、3291kl(92.5%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は、1万258kl(90.9%)と前年同期をやや下回ったが、全体としては回復基調にある。出荷量でも生産量と同様の傾向。主に業務用を用途とする「その他」のカテゴリーでも、2937kl(101.2%)となった。
同協会はこの結果について、生活者が、豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しとなり、「豆乳(無調整)」の愛飲者のリピート購入が増加したと指摘。特に、1-3月期は季節柄、豆乳鍋やシチュー等の料理需要が拡大したことが増加の要因になったとしている。また、「豆乳(無調整)」は、ECサイトでの箱買いをはじめ、スーパーでの1Lパックの購入、テレワークの減少に伴うコンビニでの購入者も増加傾向。さらに、アフターコロナで外食需要が回復していることも起因し、業務用を用途とする「その他」も回復基調にある。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































