降雪傾向 北海道から山陰の日本海側で平年より多い予想 ウェザーニューズ2024年11月20日
ウェザーニューズは11月19日、今冬の「降雪傾向」を発表した。降雪量は、北海道から山陰にかけての日本海側で平年より多くなる予想。また、日本海の海水温が高い影響で水蒸気の供給が増え、西日本を中心に寒気が流入すると見込まれる。
予想降雪量マップ
今冬(12〜3月)の降雪量は、寒気や低気圧の影響を受けて北海道日本海側から山陰で平年並か多く、北~西日本の太平洋側と九州北部で平年並の予想。
太平洋の海面水温は弱いラニーニャ現象時に近い状態となっていることと、インド洋の海面水温分布の影響で日本付近では偏西風がやや南に蛇行し、西日本を中心に寒気が流入しやすくなる見込み。北日本では冬型の気圧配置が現れるが、周期的に低気圧が通過し、通過後に寒気が流れ込む時期もあると予想される。
また、今シーズン中は日本海の海面水温が平年より高く、水蒸気の供給が多くなる予想。これらの要因により、日本海側を中心に降雪量が平年並か多い傾向となる。
一方、太平洋側は、気温は北日本を中心に平年より高い傾向だが、寒暖の変動が大きく、平年同様冬型の気圧配置が現れて晴れる日が多い時期と、低気圧や気圧の谷の影響を周期的に受ける時期とがある見込み。また寒気が強い時には日本海側からの雪雲が流れ込むところもありそうだ。
これらの影響により、降雪量は平年並の予想。関東甲信では南岸低気圧や気圧の谷の影響で雪の降る日があり、特に1月前半は内陸部を中心に積雪するおそれもあるため十分な備えが大切となる。
雪のピークは北日本日本海側と東日本太平洋側は1月前半、東日本日本海側と西日本で1月末~2月初め、北日本太平洋側とオホーツク海側は2月後半の予想。
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