宅配接遇力を競うコンテスト開催 パルシステム東京2025年1月21日
パルシステム東京は2月1日、宅配サービス利用者への接遇力を審査する「パルシステムコンテスト」を新宿本部で開催。訪問時の状況に応じた相対や配慮のある商品の受け渡し、利用者の質問や要望への対応力などを全17配送センターの代表が競う。

2022年度から始まった「パルシステムコンテスト」は、今年度で3回目。エントリーする職員は、都内17か所の配送センターから選抜された、上期に利用者からの意見が0件だった精鋭19人で、パルシステム東京とパルシステム連合会の物流専門会社の株式会社パルライン、宅配業務を委託する株式会社ロジカル、SBSゼンツウ株式会社、株式会社流通サービスに所属する職員たち。
生協の宅配サービスは原則、玄関先で箱から商品を取り出し、利用者へ直接手渡しする。置き配も選択できるが、次回配達時までの通い箱保管を避けるため、相対受取の希望者が少なくない。
週1回、利用者と対面する配送担当はパルシステムの顔であり、あいさつや声掛け、商品やリサイクル品、注文用紙などの受け渡しなど短時間で的確な対応が必要。全職員が安心して受け取れるサービスを提供できるよう、各センターから選抜された代表者がこれらの接遇対応を競う。
精鋭たちのエントリーの意気込みは、コンテスト当日まで17センターに設置されたデジタルサイネージに掲示。代表職員にメッセージを送信できる二次元コード付きポスターも掲示し、全配送センターと本部職員の応援による一体感を創出する。
当日の様子は後日、全職員向けに動画配信し、代表職員の個性あふれる対話術や気配りを見習うことで、更なる接遇力向上につなげる。
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