データを端末に残しながら無意味化 全農が「ZENMU Virtual Drive」導入 ゼンムテック2025年5月16日
情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求するZenmuTech(ゼンムテック)は、Windows11環境への更新を機にシンクライアント環境から「ZENMU Virtual Drive」に移行したJA全農の事例を公開した。
全国農業協同組合連合会のシステム構成
秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術。ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU Engineや、PCからの情報漏洩を防ぐ「ZENMU Virtual Drive」など自社製品を開発・販売している。
約1万人の全従業員が業務に使用していたシンクライアント環境を「ZENMU Virtual Drive」を使ったセキュアFATクライアント環境に切り替えたJA全農は、ZENMU Virtual Driveの「データを端末に残しながら"無意味化"できる」点を高く評価。端末におけるデスクトップの動作性能を大幅に向上させながら、情報漏えい対策に万全を期すことに成功している。
◎導入前の課題
・Windows10環境で全職員がシンクライアントを利用するようになりSBC(Server Based Computing)環境の負荷が増大。デスクトップ性能の低下が顕著になった
・シンクライアント環境としてSBCのほか、VDIやDaaS(Desktop as a Service)など、複数の環境を併用し、運用管理が煩雑化していた
・業務端末におけるセキュリティの強度を高いレベルで保ちたかった
◎ZENMU Virtual Driveの選定理由
・FATクライアントの性能を生かしながら、情報漏えい対策に万全を期すことができる革新性
・単純なディスクの暗号化では実現できないセキュリティ強度の高さ
◎導入後の効果
・業務端末の情報漏えい対策の強度を維持しながら、端末の性能問題を解決できた
・複数のシンクライアント環境を管理する必要がなくなり、その分の業務負担が削減された
・業務端末に意味あるデータが残らない状態を実現し、端末の紛失・盗難を「情報セキュリティインシデント」として扱う必要がないという運用ルールが維持できた
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