横浜市と「家庭内での食品ロス削減に向けた調査に関する協定」締結 カインズ2025年7月25日
カインズは7月23日、神奈川県横浜市と「家庭内での食品ロス削減に向けた調査に関する協定」を締結した。同協定に基づき、食品の保存に役立つカインズオリジナル商品を市民モニターに提供し、実際の活用状況や意識・行動の変化を調査する。得られた結果は、横浜市とカインズが食品ロス削減につながる事業の検討に活用し、持続可能なライフスタイルの普及を目指す。
協定で活用されるカインズの食品圧縮袋と保存容器用手動ポンプの使用例
横浜市は、SDGsの達成と脱炭素社会の実現に向け、家庭から発生する食品ロスの削減を重要施策の1つと位置づけ、啓発活動に取り組んできた。2023年度時点で、家庭から出される可燃ごみのうち約15%が食品ロスに該当し、さらなる削減には、啓発だけでなく具体的な行動を促す施策が求められている。こうした横浜市の課題意識にカインズが賛同し協定の締結にいたった。

この取り組みは、横浜市が提示した社会課題に対して、企業が提案を行う「テーマ型共創フロント」の取り組みの一環で、カインズを含む3社がそれぞれ食品ロスの削減につながるようなツールを提供し進行。今回、カインズは「食品圧縮袋M 4枚入り」および「食品圧縮袋・保存容器用手動ポンプ」を提供。約20人の市民モニターに使ってもらうことで、「保存方法の変化」「買いすぎ・使い忘れの防止」「食材管理による廃棄削減」など行動変容の有無を調査する。調査結果は今後の施策や事業の検討にも活用される。
横浜市によると、食品ロス削減を目的にツールを活用し自治体と民間企業が連携する調査は、全国の自治体で初の取り組みとなる。
重要な記事
最新の記事
-
需要に応じた生産とは何なのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月28日 -
【人事異動】JA全農(12月1日付)2025年10月28日 -
農水省「環境負荷低減の見える化システム」JA全農の「担い手営農サポートシステム」と連携2025年10月28日 -
栃木米「トーク de ス米(マイ)ルフェスタ」開催 JA全農とちぎ2025年10月28日 -
中畑清氏ら元プロ野球選手が指導「JA全農WCBF少年野球教室」太田市で開催2025年10月28日 -
次世代経営人材の育成へ 「JA経営マスターコース」の受講者募集を開始 JA全中2025年10月28日 -
大学×企業×JA 群馬を味わう「産学連携パスタ」開発 高崎商科大学2025年10月28日 -
稲の刈り株から糖を回収 ほ場に埋もれる糖質資源のアップサイクルへ 農研機構2025年10月28日 -
庄内柿の目揃い会を開く JA鶴岡2025年10月28日 -
卒業後サポートも充実「亀岡オーガニック農業スクール」第三期募集開始 京都府亀岡市2025年10月28日 -
野菜販売や林業機械パフォーマンスも「第52回農林業祭」開催 大阪府高槻市2025年10月28日 -
京都各地の「食」の人気商品が大集合「食の京都TABLE」開催 京都府2025年10月28日 -
HACCP対策 業務用「捕虫器 NOUKINAVI+ 6803 ステンレス粘着式」発売 ノウキナビ2025年10月28日 -
100年の想いを一粒に「元祖柿の種 CLASSIC」30日に発売 浪花屋製菓2025年10月28日 -
令和7年度自治体間農業連携先候補者を選定 大阪府泉大津市2025年10月28日 -
農と食の魅力発見「東京味わいフェスタ」丸の内・有楽町・日比谷・豊洲の4会場で開催2025年10月28日 -
南都留森林組合と「森林産直」10周年「パルシステムの森」を提起2025年10月28日 -
中古農機具「決算セール」全国30店舗とネット販売で開催 農機具王2025年10月28日 -
越冬耐性の強い新たなビール大麦 品種開発を開始 サッポロビール2025年10月28日 -
だしの力と手づくりの味を学ぶ「手打ちうどん食育体験」開催 グリーンコープ2025年10月28日


































