戦後80年 沖縄戦で散った神風特攻隊の紙芝居「奇跡の時計」上演 パルシステム群馬2025年7月25日
生活協同組合パルシステム群馬は8月8日、終戦から80年の節目に平和の大切さを考えるイベントを高崎センターで開催。会場では、高崎出身の神風特攻隊員を題材とした紙芝居を上演する。また、戦場となった沖縄とオンラインでつなぎ、当時の地上戦のようすや今も続く米軍基地の課題を伝え、参加者とともに平和の意味を考える。
神風特攻隊員の小川清さん
紙芝居「奇跡の時計」は、高崎で生まれ育ち神風特攻隊員となった小川清さんの実話をもとに制作された。小川さんが乗った機体は、沖縄戦で米軍の空母に突撃し墜落してバラバラになったが、身に着けていた遺品は燃えずに残り、56年の時を経て遺族のもとへ返された。
紙芝居ではこのエピソードを「高崎市遺族の会」が解説を加えて語る。小川さんが身に着けていた「奇跡の時計」は、戦中・戦後の県内写真とともに会場で展示される。
沖縄からは生活協同組合コープおきなわの元副理事長で横田眞利子さんが登壇。多くの住民が犠牲となった激しい地上戦や、今もなお多くの問題を抱える米軍基地の現状を伝える。
◎神風特攻隊員の「奇跡の時計」開催概要
日時:8月8日 10:00~11:30
会場:パルシステム群馬 高崎センター 会議室A・B (高崎市中大類町120-11)
定員:会場20人、オンライン100人
参加費:無料
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