J-オイルミルズなど3社 植物油業界の持続可能な物流へ「油脂物流未来推進会議」発足2025年7月25日
J-オイルミルズ、日清オイリオグループ、昭和産業の3社は、業界団体の日本植物油協会と連携し、食用油脂業界における物流問題の解決を進め、物流持続性を向上させることを目的とした協議体「油脂物流未来推進会議(通称:YBM会議)」を発足することを決めた。
2024年度からトラックドライバーに時間外労働の上限規制の適用が始まり、長距離運送における輸送手段確保が難しいケースも発生するなか、「人材の確保」と「物流効率化」が喫緊の課題となっている。こうした課題を解決し「持続可能な物流」を構築するためには、トラックドライバーの拘束時間を削減するとともに、限りあるトラック輸送能力を最大限に活用することが不可欠となっている。
加工食品の中でも植物油業界は業務用製品の取り扱いが多く、斗缶やドラム缶など重量の大きな荷姿で、バラ納品等の附帯作業が多いなど、物流面の負荷が高く、物流事業者からも改善の要請が寄せられていた。
植物油業界では、特に業務用製品に関して安定的に供給責任を果たし続けることへの危機感から、日本植物油協会内の委員会における各種啓発活動に取り組むとともに、2023年12月には業界団体としての自主行動計画を策定、公表した。
今回、日本植物油協会の正副会長である3社は改めてこの危機感を共有。業務用製品を中心に製品特性や納品形態の特徴を踏まえたうえで、物流持続性を向上させることを目的とした協議体「油脂物流未来推進会議」を立ち上げる。自主行動計画に則り物流機能の効率化のための具体的な取り組みについて、各社事例の共有を図りながら共同で検討する。
◎取り組みテーマ
・加工食品業界、特に業務用領域を中心とした物流を取り巻く動向の把握と共有
・新物流効率化法や自主行動計画に則った物流効率化施策の具体的検討
・各社におけるホワイト物流を含めた物流課題改善事例の共有(発・着荷主双方)
・物流DX、フィジカルインターネットに関する最新動向の収集
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