品種開発の促進を狙い フランス研究施設増強 サカタのタネ2016年10月21日
(株)サカタのタネは10月19日、フランス南部ガール県ウショーにある研究開発拠点「ウショー研究農場」に新たな研究施設を開設した。欧州・中東・アフリカ(EMEA)圏での開発拠点で、野菜の新品種の開発や試作評価などを行う。
開設したのは「サカタ・ベジタブルズ・ヨーロッパ(SVE)」で、欧州戦略の中核拠点を担うEMEA圏で最大の同社子会社。圏内での営業、マーケティング、物流、研究開発、種子生産や加工などを行っている。
今回、この敷地内に新施設を増強のため建設。1階建てで延べ床面積は約1400平方メートル、投資額は約280万ユーロ。この施設で、食味の改良や耐病性育種の研究を植物病理学や育種工学技術などを使いさらに充実させ、品種開発を促進していく。主な育種品目はメロン、トマト、ピーマン類となる。
(写真)新設された研究施設
(サカタのタネの関連記事)
・夏の暑さに強いトルコギキョウ サカタのタネ (16.10.17)
・ペチュニア新シリーズ 初恋・夕焼け・夜空のパレット サカタのタネ (16.10.14)
・400年続く農園の焼きいも 16日に横浜で (16.10.13)
・10月14・15日 横浜でイベント ハロウィーンをヒマワリで (16.10.11)
・アリスの世界をトルコギキョウで 神奈川・相模原公園 (16.10.04)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日