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【注意報】水稲のアカヒゲホソミドリカスミカメ 高温経過で加害が活発化のおそれ 北海道2022年8月4日

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北海道病害虫防除所は、アカヒゲホソミドリカスミカメの多発が継続しており、高温経過により全道で加害が活発化するおそれがあるとして、8月1日に病害虫発生予察注意報第5号を発令した。

アカヒゲホソミドリカスミカメは、斑点米発生の主原因となるカメムシ。主に水稲の出穂以降に畦畔や雑草地などから第2回成虫が水田内に侵入し、その後、水田内では第2回成虫や第3回幼虫・成虫が籾から吸汁加害して斑点米を発生させまる。

今年は、予察灯および予察田畦畔すくい取りにおける成虫の発生が、長沼町、比布町、北斗市いずれの地点においても平年より多く経過したことから、同防除所では7月15日付け注意報第4号を発表。出穂期からの基幹防除ならびに以降の追加防除の適切な実施を呼びかけたが、その後も、予察灯および予察田畦畔すくい取りによる同種成虫の発生量は平年より多く推移している。また、本田すくい取りとフェロモントラップにおいても平年より多くの成虫が水田内へ侵入していることが確認されている。

また、一般田における巡回調査では、7月3半旬の畦畔すくい取り調査において成虫の多捕獲が認められている。

札幌管区気象台が7月28日付けで発表した1か月予報によると、向こう1か月の気温は高く、特に期間の前半は気温がかなり高くなると予報。今後、水田内への侵入活動、水田内における加害活動ともに活発化することが危惧される。

◎注意報発令の根拠
(1)予察灯における成虫誘殺数は、比布町で平年よりやや少なく推移しているものの長沼町及び北斗市では平年より多く誘殺されている。
(2)予察田畦畔におけるすくい取り成虫数は、長沼町およ北斗市で平年より多く、比布町では平年並に推移。水田内におけるすくい取り成虫数は、いずれの地点においても平年より多く推移してい
る。
(3)予察田畦畔におけるフェロモントラップ誘殺数は、北斗市で平年よりやや少なく推移しているものの、長沼町および比布町では平年より多く捕獲されている。水田内におけるフェロモントラップ誘殺数は、いずれの地点においても平年より多く推移している。
(4)一般田における7月3半旬の巡回調査では、74地点のうち空知および上川地方の合計3地点で、畦畔すくい取り調査での第2回成虫捕獲頭数において多発生の目安となる23頭を超えていた。
(5)7月28日付け札幌管区気象台発表の1か月予報によると、向こう1か月の気温は平年より高く、特に期間の前半は気温がかなり高くなると予報されている。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)基幹防除に引き続き、以下のとおり発生モニタリングを行い、追加防除の要否を判断する。
①基幹防除に茎葉散布を実施した場合には、2回目散布の5~7日後に水田内のすくい取りを行う。20回振りあたりの捕獲頭数が「きたくりん」、「吟風」では3頭、「ゆめぴりか」、「きらら397」では2頭、「ななつぼし」、「ほしのゆめ」では1頭に達した場合に追加防除を実施する。その後も、上記水準を下回るまで、7~10日間隔で同様の調査とその結果に基づいた追加防除を継続する。
②上記基準は、出穂7日後以降7日間ごとのフェロモントラップによる合計捕獲虫数(同一区域内に設置した複数トラップによる平均捕獲頭数)では、「きらら397」は2.2頭、「ほしのゆめ」は1.2頭に相当する。
③ジノテフラン液剤、エチプロール水和剤F、スルホキサフロル水和剤Fを使用し、基幹防除を出穂期7~10日後の1回散布とした場合も、散布の5~7日後に水田内のすくい取りを行い、上記に準じて追加防除を実施する。
④基幹防除に水面施用を実施した場合には、出穂3週目にすくい取り調査を実施し、上記に準じて追加防除を実施する。

(2)加害期間は水稲の黄熟期までであり、その後の防除は不要。

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