【注意報】オクラにフタテンミドリヒメヨコバイ 石垣島で確認 沖縄県2023年6月9日
沖縄県病害虫防除技術センターは、オクラにフタテンミドリヒメヨコバイの発生を石垣島で確認。これを受けて、6月2日に令和5年度病害虫発生予察注意報第2号を発令した。
フタテンミドリヒメヨコバイ(成虫)(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)
石垣島における5月のほ場調査の結果、フタテンミドリヒメヨコバイの成幼虫数は5.6 頭/葉(平年:0.3 頭/葉)、発生ほ場率80.0%(平年:65.7%)となり、平年と比べ多発生となった。
フタテンミドリヒメヨコバイ(幼虫)(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)
成虫は体長2.7~3.2ミリ。頭胸部は黄緑色、上翅は半透明白色で翅の末端に一対の黒点があり、幼虫は全身がほぼ黄緑色。雌成虫は黄白色の卵を葉脈に一度に15 卵ほど産卵する。
多発生時の様子(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)
卵期間4~11 日、幼虫期間7~21 日、成虫寿命35~50 日、年間7世代発生するとされている。幼虫・成虫とも新葉や茎から吸汁。多発すると被害葉は黄変萎縮し、株の生長及び収量に影響を及ぼす。
同センターでは次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇定期的に葉裏を観察し、早期発見・防除に努める。
吸汁による葉の萎縮(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)
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