わさび栽培モジュール 栽培サポート充実へ「横浜C&Mセンター」開設 NEXTAGE2024年9月3日
わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャーのNEXTAGEは、わさび栽培モジュールを導入した企業などに提供する栽培サポートの充実を目的とした、栽培(Cultivation)と管理(Management)に特化したわさび栽培サポート拠点「横浜C&Mセンター」を開設。9月から運用を始める。
横浜C&Mセンター内に整備された栽培検証設備
同社は、わさびの国内生産量が年々減少している現状をテクノロジーを活用して解決するミッションを掲げ、2019年から、わさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んできた。
2023年秋からわさび栽培モジュールの受注を開始。これに伴い、導入企業などに向けた栽培サポートの充実が求められるため、わさび栽培モジュールと同様の設備をもった検証施設の必要性が高まり、栽培(Cultivation)と管理(Management)に特化したサポート拠点として整備した。
「横浜C&Mセンター」は、わさび栽培モジュールにおけるわさび栽培作業を再現するため、同等設備を導入。また、各種データを詳細に収集するためのセンサーを栽培モジュールの2倍設置することで、定植場所による環境の変化や差異を把握し、栽培途中での課題解消を早期に行うことが可能な栽培設備を備えている。
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