ベトナムでコメ生産のバイオスティミュラント資材の実証実施 日越農業協力対話で覚書 AGRI SMILE2025年9月8日
AGRI SMILE(東京、中道貴也代表取締役CEO)は9月4日、三菱総合研究所、ベトナムのTHE PAN GROUP JOINT STOCK COMPANY(PAN、タイニン省、グエン・ティ・チャ・ミーCEO)との間で、「バイオスティミュラント(BS)資材を活用したベトナムにおけるコメ生産の気候変動対策・肥料吸収効率化の実証」に関する覚書(MOU)を締結した。日越農業協力対話(官民合同フォーラム)で小泉進次郎農水大臣・ベトナム国タン農業環境大臣立会いのもとで発表された。
MOU発表の様子(左からPAN GroupのミーCEO、タン農業環境大臣、小泉農水大臣、
AGRI SMILEの中道代表取締役、三菱総合研究所の籔田健二社長)
3者は、経産省の令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」 を活用し、ベトナム北部フンイエン省で、AGRI SMILEが提供するBS資材による熱帯・亜熱帯環境下での気候変動対策・肥料吸収効率化に関するコメ生産の技術実証に取り組んでいる。
ベトナム北部フンイエン省における実証の様子
同社のBS資材は、特許技術により植物内の作用メカニズムが科学的に解明されており、原材料の農業残渣を資源として有効活用できる、とされている。2025年8月の生育調査では、減肥料でBSを施用した試験区で慣行区と同等の根重量が確認され、慣行区にBSを施用した場合は、根重量が有意に増加する結果が得られた。
2025年秋以降は、ベトナム南部カントー市での実証も予定しており、BS資材のベトナムでの流通も進める。ベトナム政府はメコンデルタ地域における100万haの温室効果ガスの低排出・高品質米を持続的に開発する計画を進めており、数万ha規模で低排出米の栽培を進めるPANとともに取り組みを加速させる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
鳥インフルエンザ 兵庫県で国内7例目を確認2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
【浅野純次・読書の楽しみ】第116回2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
農家経営支援システムについて学ぶ JA熊本中央会2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日 -
米が結ぶ人のつながり特集 情報誌『のんびる』1・2月号受注開始 パルシステム2025年12月16日 -
天然植物活力液HB-101「フローラ公式ネットショップ」サイトリニューアル2025年12月16日 -
静岡県発いちご新品種「静岡16号」名前を募集中2025年12月16日 -
生活・キッチン用品の新カタログ「RespeYell(りすぺーる)」創刊 パルシステム2025年12月16日 -
厳選フルーツ使用クリスマスピースタルト 21日から限定販売 フルーツピークス2025年12月16日 -
横浜の竹林を「農場」へ「ハマチクラボ」ウェブサイト公開 横浜竹林研究所2025年12月16日 -
遺伝子組み換え・ゲノム編集食品に対する消費者の意識調査 バイテク情報普及会2025年12月16日 -
5地域の資源管理型漁業実践事例を報告「第2回 海の産直サミット」開催 パルシステム連合会2025年12月16日


































