国内農機事業を統括する新会社設立 ヤンマー2013年12月18日
ヤンマー(株)は、農業機械の日本市場を統括する新会社「ヤンマーアグリジャパン(株)」を2014年1月1日に設立する。
ヤンマーは、2極化する日本農業の構造変化に対応するため、より現場に密着した事業展開を目ざし国内3販売会社(ヤンマー農機販売(株)、ホクトヤンマー(株)、ヤンマー沖縄(株))での営業・サービス体制を構築してきた。
しかし、TPP交渉への正式参加や、攻めの農林水産業政策が打ち出されるなど、農業経営の大規模化や法人の農業参入の動きが今後さらに加速し、また、農業をライフスタイルの一部として楽しむ層や、自治体と一緒になった環境保全型農業の展開、自然を守りコミュニティーを維持する新たな取り組みも増えてくると予測される。
こうした農業環境の変化に、スピーディーに対応するため、グループの総合力を発揮できる体制を構築すべく、国内農機事業の体制を次のように再編した。
日本市場を統括する会社「ヤンマーアグリジャパン(株)」を2014年1月1日に設立し、ホクトヤンマー(北海道各地区を管轄)とヤンマー農機販売(東北地区から九州地区を管轄)の有する地域統括機能を統合する。
これにより、新会社は、ヤンマー(株)農機事業本部国内推進部より農機商品、関連商品の企画・プロモーション機能を前進させた、地域軸と商品軸をあわせもった日本市場を統括する会社となる。ヤンマー沖縄は現状通り。
【ヤンマーアグリジャパン(株)概要】
○設立予定日:2014年1月1日
○代表取締役社長:原田正孝(予定)
○設立母体:ヤンマー農機販売(株)
○資本金:9000万円
○年商:1581億円(2012年実績)
○人員規模:4110名(2012年末)
○組織運営:全国6カンパニー制
○本社:〒530-8321大阪市北区鶴野町1-9(梅田ゲートタワー)TEL:06-6376-6433
▽6カンパニー:北海道カンパニー・東日本カンパニー・関東甲信越カンパニー・中部近畿カンパニー・中四国カンパニー・九州カンパニー
(関連記事)
・中国で小型産業用エンジンを生産 ヤンマー(2013.10.31)
・インドネシアで鋳造部品を現地生産 ヤンマー(2013.10.01)
・スイスで排ガス規制認証取得 ヤンマー(2013.07.22)
・大賞は100万円 ヤンマー学生懸賞論文・作文(2013.06.20)
・2013年3月期連結増収増益決を発表 ヤンマー(2013.06.12)
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 前週比▲48円 3週連続下落 農水省調査2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(1)育苗箱処理剤が柱2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(2)雑草管理小まめに2025年6月17日
-
米 収穫量調査 衛星データなど新技術活用へ2025年6月17日
-
価格高騰で3人に1人が米の消費減 パンやうどん、パスタ消費が増加 エクスクリエの調査から2025年6月17日
-
【JA人事】JA中野市(長野県) 望月隆組合長を再任2025年6月17日
-
備蓄米の格安放出で農家圧迫 米どころ秋田の大潟村議会 小泉農相に意見書送付2025年6月17日
-
深刻化するコメ加工食品業界の原料米確保情勢【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月17日
-
2025年産加工かぼちゃ出荷販売会議 香港輸出継続や規格外品の試験出荷で単収向上を JA全農みえ2025年6月17日
-
2024年産加工用契約栽培キャベツ出荷販売反省会を開催 旬別出荷計画の策定や「Z-GIS」の導入推進を確認 JA全農みえ2025年6月17日
-
和歌山「有田みかん大使」募集中 JAありだ共選協議会2025年6月17日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第110回2025年6月17日
-
転職希望者対象に「農業のお仕事説明会」 6月25日と7月15日に開催 北海道十勝総合振興局2025年6月17日
-
「第100回山形農業まつり農機ショー」8月28~30日に開催 山形県農機協会2025年6月17日
-
北海道産赤肉メロン使用「とろける食感 ぎゅっとメロン」17日から発売 ファミリーマート2025年6月17日
-
中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定締結 コープさっぽろ2025年6月17日
-
神奈川県職員採用 農政技術(農業土木)経験者募集 7月25日まで2025年6月17日
-
【役員人事】ノウタス(6月17日付)2025年6月17日
-
「九州うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月17日
-
農薬出荷数量は1.5%増、農薬出荷金額は2.8%増 2025年農薬年度4月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年6月17日