井関の図画コン 山崎直樹くんが最優秀賞2014年10月2日
井関農機(株)は10月1日、第19回ヰセキ「さなえ全国子ども図画コンクール」審査結果を発表した。全国最優秀賞には、山崎直樹くん(小5、高知)の「家族ですいか作り」が選ばれた。
井関農機の恒例行事である「さなえ全国子ども図画コンクール」は、今回で19回目の開催となる。今回は「農業で働く家族」をテーマに募集し、全国から過去最高となる1951点の優れた作品が寄せられた。このうち、全国最優秀賞には、高知県・山崎直樹くん(小5)の「家族ですいか作り」、全国優秀賞には長崎県・林田真愛さん(小3)の「大根ひき」をはじめ5人が、全国特別賞には各地区から10人が選ばれた。
審査公表に先立ち、菊池営業本部長は「来年6月に、ヰセキは創業90周年を迎える。キーワードは“感謝そして応援”だが、子ども図画コンクールも、農家の皆さまに感謝し、応援していくという気持ちを込めたもの」とあいさつした。
今回は、最終審査を勤めた外部審査員の藤澤英昭・千葉大学教育学部名誉教授と古城和明・国画院会長が、受賞作品の優れた表現や観察力などについて審査講評した。 藤澤氏は、「最優秀作品は、すいかの葉の表裏まで観察し、描き分けている。人物の表情が豊かに描かれ、収穫の楽しさが伝わってくる」と評価、また古城氏は「絵は大人の眼で見るか、子どもの眼でみるかで変わってくる。多くの作品は農業現場で働く家族の姿を、子どもの眼でみて描いている。すなおな感情の表れを主にして審査した」と講評した。
(写真上)
全国最優秀賞・山崎直樹くんの「家族ですいか作り」
(写真下)
中央左が藤澤教授、右が古城会長
(関連記事)
・担い手農家をサポート 井関農機(2014.09.25)
・売上高41%増 井関第1四半期決算(2014.08.08)
・農業技術のオリンピック盛大に 北海道・帯広(2014.08.06)
・国内初の「ブルーメタリック」トラクタ 井関(2014.06.23)
・さなえ全国子ども図画コン作品募集開始 井関(2014.05.27)
重要な記事
最新の記事
-
(448)郷愁とノスタルジー【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月15日
-
あらゆる暴力の即時停止を 被爆・戦後80年にメッセージ発表 パルシステム連合会2025年8月15日
-
京都府「第3回京のこだわり畜産物レシピコンテスト」開催2025年8月15日
-
「パンのフェス2025」三井アウトレットパーク木更津で9月に開催2025年8月15日
-
機械審査なし「お米番付12回大会」エントリー開始 八代目儀兵衛2025年8月15日
-
東京23区の住民 過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人 森林総研2025年8月15日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋冬野菜の病害虫防除 異常気象こそ先手対応を2025年8月14日
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
政府の「米増産」方針 立ちはだかる「壁」と拭えぬ不安 産地JAと米農家の声2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日
-
危険な暑さご用心【消費者の目・花ちゃん】2025年8月13日
-
「新潟県産もも」旬の食べ比べ講座 品種ごとの味や食感を学ぶ JA新潟かがやきなど関連団体2025年8月13日
-
親子で地球にやさしいエネルギーを体験「とよたパクパク★ECOフェスタ」開催 生活クラブ愛知2025年8月13日