「ロボットトラクタの研究開発」が「第7回ロボット大賞(農林水産大臣賞)」受賞 ヤンマー(株)2016年10月14日
「ロボット大賞」はロボット技術の発展やロボット活用の拡大などを促すため、優れたロボットなどを表彰する制度。本年の「第7回ロボット大賞」では新たに農林水産業・食品産業部門を含む各部門を新設した。このたびはヤンマー(株)の「ロボットトラクタの研究開発」が「第7回ロボット大賞」農林水産大臣賞を受賞した。
農林水産省は、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、
(一社)日本機械工業連合会との共催で、優れたロボット技術などを表彰する制度「ロボット大賞」を実施している。
「ロボット大賞」は、もともと経済産業省が主催し、平成18年度から経済産業大臣賞を交付してきたもの。今回から5大臣賞を新設し、6大臣賞の表彰となった。
この表彰対象の拡大は、「ロボット新戦略」(平成27年2月10日、日本経済再生本部決定)の「ロボット大賞の拡充」に基き実施されたものだ。
「ロボット大賞」農林水産大臣賞を受賞した、ヤンマー(株)の「ロボットトラクタの研究開発」の概要は次の通り。
◎概要:ほ場内の決められた経路を自動的に走行するロボットトラクタと、人が運転するトラクタが協調して農作業を行うシステム。あらかじめほ場の形状や作業工程を登録したタブレットを用いて、ロボットトラクタのスタート・ストップなどのコントロールが可能だ。
評価のポイントとなったのは、高度なロボット技術を有し、労働力不足の農業特有の課題に対する社会的ニーズを満たすと共に、省人化と安全性の両立を目指す取り組みが評価されたものだ。
また、人の監視下での自動化を経て、2020年には遠隔操作によるロボットトラクタの完全自動化をめざした取り組みの将来性に大きな期待が寄せられたことがある。
「第7回ロボット大賞」優秀賞には、井関農機(株)と鳥取大学が共同開発した「土壌センサー搭載型可変施肥田植機」が選ばれた。
同大賞表彰式は、平成28年10月19日の10:30~11:50に、東京ビッグサイト東3ホールにおいて執り行われる。
(ヤンマーの関連記事)
・国産高品質の「やぶ医者にんにく」本格出荷 ヤンマー (16.07.08)
・減益で売上高は7038億円 ヤンマーホールディングス(株)2016年3月期決算増収 (16.06.09)
・生産者の悩みに一つひとつ応えて ヤンマーアグリジャパン 増田 長盛代表取締役社長 (16.05.20)
・「ヤンマー遊悠ファームとよの」を右近の郷へ移管 ヤンマー (16.05.17)
・ヤンマーミュージアム 来館者30万人を達成 記念キャンペーンも (16.05.13)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日