減益で売上高は7038億円 ヤンマーホールディングス(株)2016年3月期決算増収2016年6月9日
ヤンマーホールディングス(株)は6月7日、2016年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)の連結決算を発表した。国内経済は横這いで推移したものの、新興国の景気低迷もあり、増収減益決算となった。
同会計年度における世界経済は、中国の成長率の低下など新興国の景気低迷が大きく影響した。こうした状況下で同社グループは、今後の更なる成長を目指し、次の施策に重点的に取組んだ。
<各事業の重点市場での2014年度を上回る売上高及びシェアの獲得>
1.事業間連携での課題解決によるお客様との接点拡大
2.新規事業の拡大と新規テーマの発掘と評価
<グループの成長を加速するための基盤づくり>
1.企業価値向上に向け最適な資金調達を実現する財務戦略の実行
2.生産・販売・在庫管理業務の再設計によるリードタイムの短縮
<お客様の期待を超える商品・サービスの持続的投入>
1.コンカレント商品開発の強化と品質問題の未然防止
2.スマートアシストを活用したアフターセールスビジネスの展開
<世界各地の地域や社会の維持・発展への貢献>
1.地域での環境保全
2.社会貢献活動の実施
その結果、同連結会計年度の業績は、売上高は前年同期比7.5%増の7038億円となったものの、経常利益は大幅減(同40.6%減)の235億円となった。売上高経常利益率は3.3%だった。親会社に帰属する当期純利益は同60.3%減の93億円だった。
また連結売上高に占める海外売上高は、前連結会計年度(2888億円)に比べ14.6%増加し3310億円、海外売上高構成比は47.0%となった。
同社では、2017年3月期の売上高については、前年同期比大幅増(1012億円増)の8050億円を見込んでいる。
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