栃木県 高根沢町とスマート農業の推進に関する連携協定を締結 farmo2024年3月14日
株式会社 farmoと高根沢町は3月13日、双方の資源を有効活用し、地域の課題解決や地域のニーズにあった農業の実現を目的とし、スマート農業の推進を図ることを目的とした連携協定を締結した。
左から永井代表取締役(farmo社)、加藤町長(高根沢町)
令和3年度から現在に至るまで、水田の水位や水温を自宅からスマホで点検、操作できる製品などのスマート農業を提供するfarmo社と高根沢町は協力してきた。高根沢町では、農業の課題である高齢化や担い手不足の対策として令和3年度よりスマート農業推進事業を開始し、普及・定着を目的に補助金を設けて推進している。これまで補助金を活用したfarmo社製品の高根沢町内生産者への導入実績は、水管理システムで211台、環境モニタリングシステムで56台にもなる。
締結式ではfarmo製品の展示も行われた。
farmo社は開発のための実証フィールドを求めていたこともあり、これまでの取組みを一層強化し、地域でのスマート農業の加速に向けてこのたび連携協定を結ぶことになった。
連携事項は①農業のDX・スマート農業の普及に関すること、②IoT通信インフラの整備に関すること、③地域でのデータ利活用に関すること、の3項目。
今後、高根沢町はfarmo社から製品提供を受け、生産者や農業関係団体が使用していくことで最新技術を知る機会を設けながらデジタル化の推進を図る。farmo社では、蓄積されたデータを加工・分析し生産者や農業関係団体が活用できるように取り組む。
重要な記事
最新の記事
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日