全国営農支援システム「RightARM for Ex」農業データ基盤を提供開始 テラスマイル2024年5月10日
情報資産を活用して農家の利益を最大化するテラスマイルは、165の自治体とJAに向けた営農指導について実施したアンケートの結果を踏まえ、自治体・JA向けにRightARM技術基盤の提供を開始。自治体やJAは、産地の現状・目標に沿った任意の粒度・形態で、農業のデータ収集からデータ利活用までを自由に構築することが可能になる。
テラスマイルは2022年から、各市町村・JAがアナログで管理している新規就農者・生産者営農情報をデジタル化し気象変動に対応して農業者の経営が見える化できる農業経営管理クラウドサービスで、データ分析に強みを持つ「RightARM for Ex」を提供。サービスリリース以降、全国23県32の農産地で導入され、自治体導入数No1の営農支援システムとなった。
このほど、全国165の自治体・JAに聞き取り調査を実施し、データ利活用のニーズと課題を調査。その結果、データを活用した営農指導の必要性を感じているものの、導入に至る自治体は165自治体のうち0という結果から、産地での実装上の課題を克服するために「RightARM技術基盤」の提供を開始する。
既存の営農管理システムは、既成またはカスタマイズしたソフトウェアをインターネット経由でサービスとして利用する形態の汎用的サービスであるため、①農業者にデータ入力の負担がかかってしまう、②産地の栽培品目や作付けの特色を反映できるツールがない、という背景から、導入に至っていない。
農業分野での分析基盤の提供は国内初。同社は、産地適応を実現可能な農業経営管理の技術基盤を提供し、データに基づく営農の社会実装と産地競争力強化に貢献する。
◎サービス導入の利点
・提供するプラットフォームに顧客独自のアプリケーション構築が可能な基盤提供サービス
・産地の課題やニーズに応じたフレキシブルなアプリケーションが構築可能
・適切に設計・管理された基盤を保有し行政に求められる安定性、拡張性、セキュリティを確保
・産地成熟度や登録農業者数の拡張に応じてアプリケーションの拡張性を確保
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