環境配慮と十分な結束保持力 誘引結束機テープナー用「生分解テープ」新発売 マックス2025年3月13日
マックスは3月17日、支柱や番線に茎やつるを固定するためのテープをホッチキスどめする誘引結束機「テープナー」の専用消耗品として、大玉トマトなど幅広い作物に使用できる強度も備えた「生分解テープ」を発売する。

誘引結束機テープナー用「生分解テープ」
テープナーは、トマト・きゅうり・なすなど果菜類の誘引や、ぶどうなど果樹の棚誘引、ワイン用ぶどうの垣根誘引、苗木などの結束作業に使われる資材。新発売の「生分解テープ」は、土に埋めると微生物の働きで分解され、最終的には水と二酸化炭素になる。
テープナーは、1969年に同社が世界で初めて製品化。従来の藁や紐による手縛りの誘引作業に代わり、大幅な省力化と快適な操作性で、国内外で広く使われている。これまで使用後のテープは、自然に分解されないため、枝や茎などの残渣とともに焼却処分されるか、使用後のテープを拾い集めることもあった。近年は焼却規制がある地域も増え、環境配慮の観点から、使用後のテープを土中へ埋めることへの抵抗感の高まりがあり、拾い集める手間も生産者の負担となっている。

「生分解テープ」の結束イメージ
新たに開発された「生分解テープ」は、環境やSDGs達成に配慮した生分解性樹脂を使用。土に埋めると微生物の働きで分解され、最終的に水と二酸化炭素になるため、地面から拾い集める手間が省ける。また、十分な結束保持力も備えているため、大玉トマトなどの重量がある作物にも使用可能。
全国のJA、種苗店、園芸店、資材店および同社直販サイトなどを通じて販売。希望小売価格は、1箱5巻入りで2900円(税別)。
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