「今、種をまかないと、もっと大変なことになる」 TOKIOの国分太一氏が農業への熱い思い2025年6月11日
TOKIOの国分太一氏が6月11日に開かれたヤンマーホールディングスの新プロジェクト「SAVE THE FARMS by YANMAR」の説明会のトークセッションに、千葉エコ・エネルギーの馬上丈司代表取締役、ヤンマーホールディングスの奥山博史取締役CDOとともにゲストとして登壇。自身が長くかかわってきた農業への熱い思いを語った。
TOKIO副社長の国分太一氏
国分氏は「持続可能な農業とは」との問いに「番組を通して農業の素晴らしさに出会った。最初は、楽器演奏している爪の中に土が入ってるのがすごく嫌で。でも、福島県のじいちゃんやばあちゃんのような大切な先生たちに出会い、農業の楽しさ、魅力にどんどんはまっていった。農業の楽しさや土の大切さをもう1回最初から知ること、伝えていくことが持続可能になる」と、自身の経験を交えて語った。
左から奥山氏、国分氏、馬上氏
また「農業で描く未来は」との問いには「多くの人に自分ごとだと思ってもらいたい。ニュースでお米の問題や農家さんが減っていると目にすることはあっても、自分ごとにはなってない。自給率が下がっている問題に立ち向かっていくためには、今、種をまかないと、子供たちが大人になったときに、もっと大変なことになる」と危機感を見せた。
最後に「農業で描く未来について」聞かれると「気づいたらはまっちゃうのが農業の魅力。いろんな人たちがタッグを組むことで課題はクリアできる。メイドインジャパンの誇り、野菜を通じて生産者の顔がわかるぐらいの愛情。みんなが動けば未来に繋がっていく」と期待を述べる一方、「私達消費者の考えも変えていかなきゃいけない。廃棄をなくすために『規格外』の作物を受け入れるような心を持つことも持続可能につながる。消費者も農業に触れ合うことによって意識が変わるはず」と結んだ。
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