耕作放棄地の再生で西表島の生物多様性を守る 現地団体の活動に農機を寄贈 ヤンマー2025年6月24日
ヤンマーアグリは、生物多様性をまもるために西表島で耕作放棄地となっている水田・湿地の再生を目指して世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)と(一社)イルンティ・フタデムラ(沖縄県八重山郡竹富町)が実施する「西表島干立村ふるさとの田んぼ再生プロジェクト」へ、農業機械を寄贈した。
西表島で6月20日に開かれた農業機械寄贈セレモニー。
左から、WWFジャパン小田倫子氏、イルンティ・フタデムラ長澤孝道氏、ヤンマーアグリ上田啓介氏
WWFジャパンは「南西諸島フィールド保全プロジェクト」の一環として、西表島で絶滅危惧種のイリオモテヤマネコやカンムリワシの餌場として水田・湿地を再生し、希少野生動植物の生息・生育地の保全に取り組んでいる。また、ヤンマーアグリは、ヤンマーグループが目指す持続可能な社会の実現に向け、農業の効率化に貢献する農業関連ソリューションを提供している。
ヤンマーアグリは、WWFジャパンの取り組みに共感し、同社の農業機械をWWFジャパンの協働先である現地団体イルンティ・フタデムラで活用してもらうことで、持続可能な農業と環境保全に貢献する。
プロジェクト概要
今回のプロジェクトでは、ヤンマーアグリが4月に寄贈したトラクター「YT120」と、8月に寄贈予定のコンバイン「YH214H」を活用。イルンティ・フタデムラのプロジェクト協力者が西表島の耕作放棄地約1haの再生に取り組む。将来的には近隣の耕作放棄地も含めて2~3haまで拡大を目指す。
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