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5月出荷が可能な秋まき寒玉キャベツ新発売 タキイ種苗2017年9月7日

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 タキイ種苗(株)は、2017年度の新品種として、5月出荷が可能な秋まきの寒玉系中早生種キャベツ『YR若空』の種子を新発売する。

キャベツ品種「YR若空」 キャベツは業務・加工用として最も利用される野菜の一つで、カット時に水分流出が少なく、歩どまりのよい寒玉系が求められている。
 また、秋まきで5月に収穫する寒玉系には加工・業務用のニーズを満たす肉質と共に、春の上昇気温で一気に玉を仕上げる早熟性が求められており、収穫期が適温~高温となる5月どり栽培は裂球が発生しやすいので、割れにくい品種が求められている。
 同社では、こうしたニーズに応えて秋まきで5月に収穫でき、かつ裂球しにくい寒玉系中早生種『YR若空』を新発表することにした。

■品種特性
▽中間・暖地での5月出荷が可能:秋まきの年内定植で、寒玉キャベツが品薄になる5月に出荷が可能な中早生種。球内部が徐々にしまる充実型結球なので、適温~高温になる5月収穫でも裂球が遅く、計画出荷に最適。
▽玉肥大、そろいにすぐれ多収:草姿は中開性で根張りも安定するため、よくそろう。草勢も比較的強く、玉太りにすぐれている。
▽加工・業務、青果兼用種:秋まき栽培で問題になるわき芽や石灰欠乏症は機械でカットするときに異物とみなさるが、晩抽で根張りにすぐれ、それらの障害が発生しにくいため、加工・業務用として安心して栽培できる。青果向けとしても形状が扁円に安定するため、箱詰めがスムーズ。
▽希望小売価格(税込):2000粒 5184円、ペレット種子(L5000粒) 1万6956円

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