最も野菜が不足している県は「愛知県」2018年8月27日
カゴメ(株)は8月31日の「野菜の日」に合わせて、都道府県別の野菜摂取量の実態と野菜摂取を阻害している要因を探るため、各都道府県の20-69歳の男女計7100人に対し「野菜不足の要因」に関する調査を行った。
厚生労働省が平成28年「国民健康・栄養調査」で発表した成人1日の野菜摂取量の平均は276.5gで、目標の350gを下回り、野菜不足は深刻な問題となっている。
今回の調査では、日本全国の1日の平均野菜摂取量は119.2gで、目標とされている350gを大きく下回った。目標達成者が少ないため、1日の平均野菜摂取量の約120gより多いか少ないかで回答者を分類した。
◆野菜摂取量都道府県ランキング 1位は「長野県」、最下位は「愛知県」

都道府県別ランキングでは1位が「長野県」で平均140g、最下位は「愛知県」の99.5gで、その差は40g以上ある。
(画像提供)カゴメ
◆日本人が野菜不足傾向になる主な要因
野菜摂取量平均未満の3県で野菜不足になる要因として最も多いのは「平日朝食の品目数の少なさ」と「栄養バランスの意識の低さ」が重なっている場合であることがわかった。その他の野菜摂取量を左右する高い要因は、「高価格からの野菜回避」、「野菜調理の手間」、「野菜好き嫌い」があることがわかった。
(関連記事)
・30歳以下女性の6割がパッケージサラダ利用 「サラダ白書2018」(18.08.23)
・4割の人が一日一回サラダを食べる(18.07.10)
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・野菜不足と7割が回答 「サラダ白書2017」調査結果(17.07.25)
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