30歳以下女性の6割がパッケージサラダ利用 「サラダ白書2018」2018年8月23日
(株)サラダクラブは、「野菜の日」(8月31日)に合わせ、サラダの食文化の把握を目的い年次調査を毎年実施している調査結果を「サラダ白書」として発表しているが、22日、最新調査結果を「サラダ白書2018」として公表した。
「サラダ白書2018」は、ダイエットに関する意識や、食に関するライフスタイルなどについて、全国の20-69歳の男女2060人にWEBアンケートで調査を行った。
◆ダイエット効果を実感している人ほど「野菜中心の生活」
ダイエット経験率は全体の約6割、そのうち男性のダイエット経験率は半数に満たないが、女性の7割はダイエット経験がある。
ダイエット中に意識していたことは「食べる量を減らす」が半数以上でトップとなり、ダイエットの効果を実感している人は「野菜中心の食生活にする」意識が高い。経験したことがある、もしくは興味のあるダイエット方法については、いずれも「野菜から先に食べる」が突出して多く、さらにダイエットの効果を実感している人と痩せ型の人は、共通して「低カロリーな物をたっぷり食べる」ことを意識している人が多い。
◆普段の生活の中で短くしたい時間のトップは「調理をする時間」
普段の時間の中で長くしたい時間のトップが「睡眠時間」57.2%であったのに対し、短くしたい時間のトップは「調理をする時間」28.6%だった。しかし、「調理をする時間」を短くしたい人が多い一方、食事をとる時間は「朝食」「昼食」「夕食」ともに長くしたい人が多く、調理に時間をかけず、ゆっくりと食事をとりたいという志向がうかがえる。
食事の支度に時間短縮のためによく利用しているものは、「総菜など出来合いのもの」34.6%、「冷凍食品」28.7%、「レトルト食品」22.7%,「サラダ用や料理用のカット野菜」22.5%が上位に並び、女性の約7割が何らかの時短支援食品を利用していることが分かった。
◆20-30代の女性の6割以上がパッケージサラダを利用している
パッケージサラダを1年以内に利用した人は全体の53%で、昨年より5ポイント増加した。利用率は20-30代の女性が6割を超え、20~30代の男性も5割を超えている。
野菜不足解消に利用したい商品で「パッケージサラダ」は「野菜ジュース」と同水準で上位を占め、パッケージサラダの利用意向者は、利便性やコストパフォーマンスの良さ、いろいろな種類の野菜が入っていることなどにメリットを感じている人が多い。また、パッケージサラダの利用方法はサラダとしてだけでなく、つけあわせや炒め物、煮物など、使い方のバリエーションに拡がりがみられる。
(関連記事)
・サラダクラブが国産青パパイヤ使い夏季限定販売(18.04.12)
・白菜もサラダで。サラダパックにみる冬野菜の新トレンド(17.11.07)
・野菜不足と7割が回答 「サラダ白書2017」調査結果(17.07.25)
・新商品「特別な日のごちそうサラダ」 (株)サラダクラブ(15.11.27)
重要な記事
最新の記事
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「地経学時代の到来を憂い、拒否しよう」 きな臭い戦略的思惑2025年6月20日
-
【注意報】サツマイモにシロイチモジヨトウ 県内で多発のおそれ 徳島県2025年6月20日
-
米の買い取り方式 「1つの選択肢」山野全中会長2025年6月20日
-
家の光協会 新会長に伊藤清孝氏(JA岩手県中央会会長) 第82回通常総会、『家の光』創刊100周年記念式典2025年6月20日
-
【JA人事】JAみえきた(三重県)生川秀治組合長を再任(6月20日)2025年6月20日
-
全農 輸出額30年度に3.6倍の823億円めざす2025年6月20日
-
(440)静かに進行する「知の職人」の危機【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月20日
-
石破総理に「鳥取すいか」を贈呈 JA全農とっとり2025年6月20日
-
大田市場にて「鳥取すいか」販売セレモニーを開催しました2025年6月20日
-
「見て、聞いて、体験 協同組合フェスティバル」を7月5日に実施 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
連続シンポジウム・座談会第5回「防災・減災・生活再建と地域づくりへの貢献」 7月14日開催、生協・共済から事例紹介 2025国際協同組合年全国実行委員会2025年6月20日
-
西濃運輸とのモーダルシフトでCO₂削減 第26回物流環境大賞「奨励賞」受賞 日本曹達2025年6月20日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹フロンサイドSC」 日本曹達2025年6月20日
-
令和6年産銘柄米 5kg実質価格3000円台から販売 Yahoo!ショッピング2025年6月20日
-
秋田県産あきたこまちの発酵玄米麹使用 無添加「玄米塩麹」新登場 鈴木又五郎商店2025年6月20日
-
果樹特化型農薬散布ドローン開発のスタートアップ 投資型クラファン開始 東京ドローンプラス2025年6月20日
-
ペットボトルキャップ回収で寄附金240万円JCVへ贈呈 コープデリ2025年6月20日
-
猛暑対策で初の宅配サービス一斉休業 8月11日~15日の5日間 コープデリ生協2025年6月20日
-
都心で野菜・果物プチ収穫体験「ベジフルまつり2025」ワテラス広場で開催2025年6月20日
-
第18回「アグリフードEXPO東京」バイヤー来場申込受付開始 日本公庫2025年6月20日