サラダクラブが国産青パパイヤ使い夏季限定販売2018年4月12日
・人気のアジアン風サラダを食卓へ
パッケージサラダ市場で国内最大シェアを誇るサラダクラブ(萩芳彰社長、東京都調布市)は、人気のアジアン料理を手軽に味わえる夏季限定の「SelectSalada青パパイヤ」を新発売する。徳之島産の青パパイヤを使った新商品は4月24日から全国のスーパーなどの店頭で販売される。若い女性を中心に人気が高まりそうだ。販売期間は9月3日まで。
パパイヤはその独特の甘みと食感でおなじみの南国フルーツだが、青パパイヤは未熟な緑色の状態で収穫したものをいう。
東南アジアや奄美・沖縄地方などでは青パパイヤは古くから「健康野菜」として扱われ、日常的に調理されている。特長はシャキシャキとした食感とほのかな甘みだ。
(画像)SelectSalada青パパイヤのパッケージ
新商品「Select Salada青パパイヤ」は一人前トレータイプのボリュームで、ニンジンやレタスをベースに青パパイヤをトッピングしたもの。開発にあたった同社商品部によると「新商品はタイ料理でおなじみのソムタムのようなサラダをご家庭でも手軽に食べていただきたいという思いで開発した」と話す。値段も一パック100円(税抜、参考価格)で、値ごろ感もたっぷり。カロリーも16kcalときわめて低い。
(写真)盛り付け例と青パパイヤ
パクチーやトムヤンクン、フォー、ラクサなどの東南アジア食品は若い女性を中心に人気が高く、もはや「定番」として国内食品市場ではすっかり定着している。民間調査によると、東南アジア関連商品のTI値(注)は年々右肩上がりで上昇、特に昼食時と夕食時では6年前と比べ約2倍にもなっている。
(写真)タイ料理でおなじみのサラダ「ソムタム」
「SelectSalada青パパイヤ」で使われている青パパイヤの契約産地はJAあまみ徳之島(鹿児島県)。徳之島を含む奄美群島ではいまも青パパイヤが自生しているが、健康志向の高まりを受けて同JAでは2014年から本格栽培に着手した。今後は風にも強い品種開発などを通じて生産量と品質の安定化を図りたいとしている。
(写真)JAあまみ徳之島から届けられる青パパイヤ
サラダクラブはキューピーと三菱商事による共同出資で1999年に設立。マヨネーズやドレッシング、ソース、その他調味料の製造が事業の柱。年間売上は昨年実績で252億円。特に需要が拡大しているパッケージサラダ市場では国内最大24%のシェア(金額ベース)を誇る。同社のパッケージサラダは国産野菜を中心に製造され、春夏秋冬、途切れることのない産地リレー態勢を整え、年間を通して旬の野菜を供給している。
(注)TI値:1000食卓あたりのメニュー出現数を表す値のこと。
(いずれの写真もクリックすると大きな写真が見られます。)
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