沖縄「伊江島黒糖」と「OIST米」使用 クラフトビール「異端児エール」第2弾 新登場2023年7月21日
(一社)AgVenture LabとJAおきなわは7月20日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)との連携で作った、オリジナルクラフトビール「異端児エール~伊江島の黒糖とOIST米のBlack Belgian Porter~」を発売した。

「異端児エール~伊江島の黒糖とOIST米のBlack Belgian Porter~」は、"フードロスを考える"をコンセプトに生まれた沖縄を感じる黒ビール。深いコクが特徴の伊江島の黒糖と、OISTの革新的な研究から生まれた難消化米「ちゅらおとめ」、爽やかな香りや苦みを楽しめる国産ホップを組み合わせた異色なコラボビールに仕上がった。沖縄県内のJAおきなわAコープ店舗または、オンラインショップで販売。
沖縄黒糖
黒糖は、今年で400年の長い歴史を誇る沖縄の伝統的な特産品。5つの島で生産・製造されるJAおきなわの黒糖は、島ごとに異なり、今回使用した伊江島の黒糖は、深いコクが特徴で飲み物によく合う。黒糖の製造は上白糖やグラニュ糖と比較して加工度が低いため、製造過程でのエネルギー使用量が少なく済むことや、原料であるさとうきびの搾りかすを、燃料として製造過程で再利用しているなど、環境負荷の低減にも貢献している。一方、黒糖の需要は減少し在庫余剰に直面。黒糖の原料となるサトウキビの栽培は地元の農家にとって重要な収入源で、特に離島の生活においては、黒糖の生産量を維持することが重要な問題となっている。
OIST米「ちゅらおとめ」
OIST米「ちゅらおとめ」は、OISTが独自に研究・開発した難消化米で、従来の米とは異なる特性を持つ。ブドウ糖に分解されにくい性質を持つデンプンを多く含む品種「アミロモチ」を亜熱帯地方で生産しやすく改良した新品種米で、肥満のみならず生活習慣病を予防する効果が期待されている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































