山形県で多発 規格外の双子果「双子さくらんぼ」を商品化 豊洲市場ドットコム2024年6月7日
食文化が運営するインターネット通販、豊洲市場ドットコム/うまいもんドットコムは6月、さくらんぼ産地で増加している「双子果」を全国の消費者のもとへ届けるため「双子さくらんぼ」として商品化した。
双子さくらんぼ
さくらんぼの「双子果」は、実がふたつ、くっついて生育したもので、正規品として出荷できない規格外品。山形県は、「双子果」が多い原因として、2023年夏の猛暑で花芽の生育が異常に進み、めしべが2本になってしまった花が多かったと想定している。通常は摘果作業で間引かれるが、2024年はあまりにも多く作業が追い付かなかった。
「双子果」が多いと、正規品のさくらんぼの収穫量は減り、生産者の収入が減ってしまうことから、同社は双子果を「双子さくらんぼ」として取り扱うことを決めた。写真や紹介文で丁寧に説明ができるインターネット通販という特性を生かし、消費者に納得の上で、取り寄せてもらう取り組みとなる。
「双子さくらんぼ」は、栄養が分散され、さらに種がふたつあるため可食部は少なめだが、そのまま食べても美味しい山形さくらんぼ。着色が明るいものはさわやかな味で、ジャムやコンポートなどの加工におすすめ。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】荏原実業(3月27日付)2025年2月19日
-
地域農業維持 小さな農家支援や雇用が重要 食農審北陸ブロック 意見交換会2025年2月19日
-
農政変えるのは今 3・30トラクターデモを共に 令和の百姓一揆実行委・院内集会での現場報告から2025年2月19日
-
人がキツネになる前に 山形の米農家・菅野芳秀さん 「令和の百姓一揆」院内集会の発言から2025年2月19日
-
米の相対取引価格 過去最高を更新 60kg2万5927円 1月2025年2月19日
-
【地域を診る】地域の未来をつくる投資とは 公共性のチェック必要 京都橘大学教授 岡田知弘氏2025年2月19日
-
農林中金 奥理事長退任へ2025年2月19日
-
稲作農業が継続できる道【小松泰信・地方の眼力】2025年2月19日
-
荒茶の生産量 鹿児島がトップに 2024年産2025年2月19日
-
卓球アジアカップ出場の日本代表選手を「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年2月19日
-
香港向け家きん由来製品 愛媛県、鹿児島、宮崎県からの輸出再開 農水省2025年2月19日
-
FC岐阜との協業でぎふの米の食育授業とサッカー教室 ぎふの米ブランド委員会(1)2025年2月19日
-
FC岐阜との協業でぎふの米の食育授業とサッカー教室 ぎふの米ブランド委員会(2)2025年2月19日
-
BASFとNEWGREEN 水稲栽培のカーボンファーミングプログラム共同プロジェクトで提携2025年2月19日
-
デジタル資産問題【消費者の目・花ちゃん】2025年2月19日
-
トラクタ体験乗車など「Farm Love with ファーマーズ&キッズフェスタ2025」に出展 井関農機2025年2月19日
-
野菜本来の味を生かした「国産野菜100%の野菜ジュース」3種を新発売 無印良品2025年2月19日
-
土壌データ見える化を手軽に「らくらく実りくんスマホ版」新発売 横山商会2025年2月19日
-
水田の中干し期間延長 J-クレジット創出方法を学ぶ勉強会開催 Green Carbon2025年2月19日
-
旬の味覚「長崎いちご」発信 特別展示「FOOD DESTINATION PORT」開催 長崎県2025年2月19日