山形県で多発 規格外の双子果「双子さくらんぼ」を商品化 豊洲市場ドットコム2024年6月7日
食文化が運営するインターネット通販、豊洲市場ドットコム/うまいもんドットコムは6月、さくらんぼ産地で増加している「双子果」を全国の消費者のもとへ届けるため「双子さくらんぼ」として商品化した。
双子さくらんぼ
さくらんぼの「双子果」は、実がふたつ、くっついて生育したもので、正規品として出荷できない規格外品。山形県は、「双子果」が多い原因として、2023年夏の猛暑で花芽の生育が異常に進み、めしべが2本になってしまった花が多かったと想定している。通常は摘果作業で間引かれるが、2024年はあまりにも多く作業が追い付かなかった。
「双子果」が多いと、正規品のさくらんぼの収穫量は減り、生産者の収入が減ってしまうことから、同社は双子果を「双子さくらんぼ」として取り扱うことを決めた。写真や紹介文で丁寧に説明ができるインターネット通販という特性を生かし、消費者に納得の上で、取り寄せてもらう取り組みとなる。
「双子さくらんぼ」は、栄養が分散され、さらに種がふたつあるため可食部は少なめだが、そのまま食べても美味しい山形さくらんぼ。着色が明るいものはさわやかな味で、ジャムやコンポートなどの加工におすすめ。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日