りんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」開催 長野県飯綱町2025年1月23日
長野県飯綱町は2月4日、基幹産業のりんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」を開催する。
飯綱町は恵まれた栽培環境に加え、長年にわたり培われてきた生産者の高い技術力と熱意に満ちた良質なりんごの生産適地。しかし、近年の地球規模の気候変動の影響は大きく、春先の気温上昇による凍霜害や果実肥大期の高温・多雨による果実の着色不良や生育障害等、栽培上のリスクが増加。また、生産者の高齢化や担い手不足による耕作放棄地の増加などの課題も顕在化している。
同フォーラムは、飯綱町が今後もりんごの産地として維持・発展し、町の基幹産業であるりんご栽培と農業の未来を考える一助とするため、各分野の専門家や先進的な実践者を招きこれらの課題に焦点を当てたフォーラムを開催する。
◎開催概要
日時:2月4日 10時00分~14時50分(開場受付9時30分~)
会場:いいづなアップルミュージアム(上水内郡飯綱町大字倉井5)
入場:無料
<内容>
【午前の部】
10時05分~ 気候変動によって全国のりんご産地に変動、果実品質の変化等はあるか?―中央市場から観る―
講師:東京シティ青果(株)果実第二部第二課課長 後藤巧氏
10時55分~ 農業者視点で開発!なかひら農場の「寒天を使った凍害予防資材」、「日焼け防止資材」
講師:農業法人(株)なかひら農場代表取締役社長 中平義則氏
11時45分~農業者視点を重視した、計測できるコンパクト選果機器の開発
講師:TOPPANデジタル(株)ICTKŌBŌ®IIZUNA 平澤直哉氏/郷道拓未氏
【午後の部】
13時10分~飯綱町とりんごと出会い、未来のためにできること
講師:上野菓子研究所代表 上野啓介氏
13時35分~りんご栽培を取り巻く現在の環境
①「2024年長野地域りんご生産概要」と「シナノリップM.9台木樹の凍害と土壌物理性の関係」
講師:長野農業農村支援センター主査 重藤氏
②2024年目立った腐らん病・炭疽等の状況は―実態と対策―
講師:長野農業農村支援センター技師 小林氏
重要な記事
最新の記事
-
【農協研究会】報告Ⅰ:組合員のニーズ聞き対応を JA常陸・秋山豊組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】報告Ⅱ:「おらが農協」意識を生み出す JA松本ハイランド 田中均組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】報告Ⅲ:地域の農業と社会の双方の活性化に貢献する JAはだの宮永均組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】報告Ⅳ:"地消地産"で消費者や准組合員の仲間づくり JAぎふ 岩佐哲司組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】コメント:正組合員に稼がせなければ農業協同組合ではない 元JA全青協会長 飯野芳彦氏2025年2月18日
-
米の「民間輸入」急拡大 兼松は1万トン 仕向け先は外食から小売まで2025年2月18日
-
備蓄米売り渡し 説明会に200人超参加 買受後は精米での流通を原則 農水省2025年2月18日
-
GDP600兆円超えも個人消費伸び悩み 食品値上げ影響 実質賃金アップが鍵に2025年2月18日
-
備蓄米売り渡し 手続きを迅速化 江藤農相2025年2月18日
-
「ときめく作物育てたい」新規就農でイチゴ農家に JAいるま野就農支援2025年2月18日
-
コメ代金の総額が10億円も上振れした外食企業の苦悩【熊野孝文・米マーケット情報】2025年2月18日
-
こども食堂やフードバンクに牛乳など約40万本無償提供 新たにドナルド・マクドナルド・ハウスにも JA全農2025年2月18日
-
令和6年産米の調達と令和7年産以降の調達強化対策 JA全農に要請 日本生協連2025年2月18日
-
群馬県産こんにゃく原料使用「味噌田楽」など新商品をファミマで発売 JA全農2025年2月18日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第106回2025年2月18日
-
農林中金岡山支店と萩原工業 岡山県の森林組合とJクレジット活用の連携協定2025年2月18日
-
春芽アスパラガスの出荷が始まる JA鹿本2025年2月18日
-
福島県トップブランド米「福、笑い」の塩にぎり 全国のローソンで18日発売2025年2月18日
-
千葉産オーガニック「有機れんこんのカレー」「有機かぶのスープ」発売 石井食品2025年2月18日
-
パックごはん全商品を価格改定 11~14%値上げ サトウ食品2025年2月18日