Z-GIS左PC
第42回農協人文化賞
左カラム:全中動静160_86
想いをつなげて90年 持続可能な社会を目指して 「希望は農協運動にある」
検証菅政権
バイデン農政と日本への影響
緊急企画:JA対話運動~コロナ禍での協同~
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2020
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
ヘッダー・SP・BASF:コテツフロアブル
JA全中中央①PC
JA全中中央SP

風評被害の「国際基準」【森島 賢・正義派の農政論】2021年4月14日

一覧へ

政府は、昨日、福島原発の汚染水を海に放出することを決めた。
早速、全漁連の岸宏会長は菅義偉首相に抗議した。地元の福島農協五連の菅野孝志会長も、全中の中家徹会長も、漁連を支持し連帯することを表明した。

政府の言い分は、汚染水の濃度を、国際基準や法定基準よりも薄めて放出するから、安全性は確保される、というものである。「国際基準」を盾にし、似非科学を隠れ蓑にしている。

だが、漁業者や農業者が要求しているのは、「国際基準」の順守でもないし似非科学でもない。風評被害への対策である。実害の補償である。

「国際基準」をいうのなら、風評被害の対策の国際基準を言ってもらいたい。科学をいうのなら、似非の自然科学ではなく、風評被害を研究対象にする真正の社会科学の言葉で言ってもらいたい。

漁業者や農業者は、真の国際派であるし、実態を熟知している真正の科学者なのである。

福島原発事故被害者団体連絡会政府は、汚染水の放出計画について、2年後をめどに「安全性を確実に確保した上で」放出を始めるという。だが、風評被害については「科学的な根拠に基づく情報発信を含め、政府一体となって、全力を尽くしてまいります」というだけである。

国民が求めているのは、安全性の科学的な根拠だけではない。まして、自然科学的な根拠だけではない。風評被害についての、社会科学に基づく対策である。風評被害は、自然現象ではない。だから、自然科学の対象ではない。社会現象であり、だから社会科学の対象なのである。

国民に示すべきことは、どんな対策で風評被害をなくすか、である。風評被害に対する対策を充分に、かつ具体的に示すことである。

それができないのなら、そして、自然科学だけに頼るのなら、汚染水を自然科学的に無害化できるようになるまで、希釈しないままで、国会の地下や東電の地下に溜め込んでおくしかないだろう。

(2021.04.14)

(前回 医療の非常時体制を作れ

(前々回 協同組合の原理論


緊急特集:原発処理水海洋放出


(「正義派の農政論」に対するご意見・ご感想をお寄せください。コチラのお問い合わせフォームより、お願いいたします。)

正義派の農政論ー森島.jpg

最新の記事

ナガセサンバイオSP 2021

イソクラスト:SP

原発処理水海洋放出

注目のテーマ

注目のテーマ

Z-GIS:SP

ウィズコロナ 命と暮らしと地域を守る農業新時代への挑戦

JA共済連:SP

注目のタグ

JAバンク:SP

コロナ対策に学ぶ

JA人づくり研究会:SP

本田防除

topへ戻る