全国相談窓口を設置-農林中央金庫2015年9月15日
農林中央金庫は「農業所得増大・地域活性化応援プログラム」の事業のひとつとして9月1日から担い手経営体向け経営相談機能の強化事業を開始した。
日本農業法人協会のアンケート結果によれば、農業法人が抱える経営課題の中心は、生産性の向上やコスト削減、品質向上対策など生産面のほか、人材育成、販路開拓・商品開発などとなっている。 農林中央金庫が9月1日から始めたのは、農業法人を中心とする農業者が持つ課題解決支援に向けた無料の「全国相談窓口」の設置など。税理士事務所や社労士事務所などの専門家、コンサルタントと提携して、専門的で高度な相談内容にも無料で支援するというもの。当面はメールで対応し、将来的にはWEBで相談対応することをめざす。 また、各県の担い手サポートセンターを通じ各県のニーズに合わせて少人数の個別相談会や、集合型の経営セミナーの開催にも取り組むことにしている。
セミナーと個別相談会は全国相談窓口と有機的なつながりを高めていくことも方針。無料の全国相談窓口に寄せられた相談事項からセミナーニーズを吸い上げ、セミナーや個別相談会の内容、実施要領に反映させていくといった取り組みも展開することにしている。
(関連記事)
・JA貯金7月末残高、伸び率2.3%-農林中央金庫 (15.08.26)
・545億円の増資受け入れを決議-農林中央金庫 (15.08.17)
・経常利益1592億円を確保-農林中金第1四半期決算 (15.08.05)
・農林中金が「世界最強銀行」第2位に ブルームバーグ・マーケッツ誌(15.08.04)
・農中森力(もりぢから)基金27年度助成事業を募集 農林中金 (15.05.29)
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日