独立新規就農者への助成事業を開始-農林中央金庫2015年10月1日
農林中央金庫は10月1日から独立新規就農者に対する助成事業を開始した。
就農直後における経営の安定化を支援する目的で農業費用を助成する。
対象は親元・雇用就農者を除く独立新規就農者。要件は認定新規就農者で就農後3年以内、かつ18歳以上45歳未満。申請時点で営農しており、今後も継続する見込みであること。
種や苗、肥料の購入など1人あたり年間最大20万円を助成する。事前申請期間は平成27年10月1日から28年2月29日。事前申請のうえ本申請を28年5月1日から6月30日に行う。1人あたりの申請は3回まで。
また、22年度から実施している新規就農者の研修受入先に対する助成事業も拡充する。
対象は農家、農業法人、生産者組織などの研修受入先のうち、▽恒常的、かつ1年以上にわたって実施される実践的な研修であること、▽研修生が(1)18歳以上65歳未満であり、かつ(2)独立就農もしくは親元就農後5年以内に経営承継が見込まれる研修生であることが要件。
助成金額は▽指導・育成体制が充実している研修受入先=研修生1人あたり月額最大3万円(研修生1人あたり24か月分まで)、▽その他の研修受入先=同月額最大1万円(同24か月分まで)となっている。
事前申請期間は平成27年10月1日から28年2月29日。事前申請のうえ28年5月1日から6月30日に本申請を行う。
詳しくはJA、担い手サポートセンター、JAバンクアグリ・エコサポート基金へ。
(写真)農林中央金庫のホームページからこのチラシをダウンロードできる
(関連記事)
・全国相談窓口を設置-農林中央金庫 (15.09.15)
・JA貯金7月末残高、伸び率2.3%-農林中央金庫 (15.08.26)
・545億円の増資受け入れを決議-農林中央金庫 (15.08.17)
・経常利益1592億円を確保-農林中金第1四半期決算 (15.08.05)
・農林中金が「世界最強銀行」第2位に ブルームバーグ・マーケッツ誌(15.08.04)
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































